Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

大阪金は、19日の日本時間で-8円、欧州時間で+11円。

毎日同じようにtradeしているつもりでも、ちょっとずつ感覚がズレてくることがある。いや、むしろその方が多いのかも知れない、と言うことを今回学んだ。見ているチャートも、パラメータも同じ。だが、どこに重きを置いて観るかによって、特に出動時の感覚が微妙に狂っていたようだ。日本時間の終了後にそのことに気付き、欧米時間で修正を試みた。感覚的な話になるが、普段、自分が最も重視している移動平均線をもっと信頼してみろ、と言うことだ。

結果は上手く行った。特に17時前(+6円)と19時前(+3円)の売りは、我ながらキレイに取れた。後者はもっと取れたはずだったが、急用が勃発したため指値を入れて離席したらすぐに入ってしまった。まぁ、仕方ないか。この用事のため、米国時間は取引していない。

でも、これで日常に戻ってほしいな。

 

 

スパイク形状が出現。

昨夜の米国時間23時。5分足で見ると23:00からの5分で17円の急落。この直撃を受けた。この5分間の出来高は579枚で、群を抜いている。FOMC前だったとはいえ、出来高を伴っての急落だったので、方向性は下に向いたと判断し、やむなく-15円で損切し、途転売りに回った。ところが、次の5分足で相場は急速に切り返し、6080円を超え、過去2時間の高値を取りやがった。途転の売り玉もこの道中でやむなく損切った。ここでも-15円。1時間足らずで計30円の損失。

チャートを見ると、典型的なスパイク形状。

以前、HSフューチャーズのセミナー(宮永正人氏が行っていたもの。この研修は役に立った)で、スパイク・トップとスパイク・ボトムについての話を聴いたことがある。

その時のメモをここに書いてみたい。

1 (スパイク・トップとボトムが)両方出ることは珍しい。←でも、今回出たもんな。

2 ファンダメンタルズやテクニカルでは太刀打ちできない。←その通り。今回も、出来ていたのはこの5分間だけで、23:05以降は元に戻ってしまい、FOMCまで出来高の急増はなかった。僕が使っている、トレンド系、オシレータ系、出来高系のテクニカルは、全てダマシとなった。

3 (克服は)至難の業。プロは警戒するパターン。出現したときはトレードは難しい。様子見。

とある。

スパイク形状には過去に痛い目に合っているが、最近はご無沙汰だった。全く、忘れたころに直撃を受けたな。考えてみると、取りやすい、素直な動きをするときは、最近、何か別の用事をしていることが多い。

この日は20時台前半にきれいな下落局面があったが、この時は風呂に入っていた。本日も9~10時台にかけて2度ほどきれいな上昇局面があったが、上記のショックが尾を引いて寝ていた(本当にどうしようもなく気分が落ち込んでいたのだ)。12時台には、これもきれいな下落局面が2度あったが、食事の買い出し中だった。

何というか、ことごとくチャンスを逃し、どうでも良いところで引っ掛かっている。

こういう時はしばし相場から離れて冷静になるに限る、と言うことで、ボウイやストーンズを聴いて、ゆっくりしている。

海の底で傷を癒しているガメラのような気分だ。

 

 

明朝はFOMC。

日本時間03:00に政策金利、経済見通し公表、03:30からパウエル議長会見が予定されている。

今回は急ピッチで上昇してきた米長期金利に対する、その上昇スピードや水準に関する見解が大きな注目点だろう。

そんなこともあり、今日の日本株、特に後場は様子見でほとんど動きが無かった。

大阪金先物の方は、手違いがあってチャート画面を開けなかった。前にも書いたが、僕は主たるチャートを取っているブローカーと、取引をしているブローカーが異なる。そして、チャートを提供してくれる方のブローカーは、3か月に1回はその会社を使ってトレードしなければ、お目当てのチャートを見ることが出来ない契約になっている。その契約期間を過ぎてしまったのだ。もっとも、先日、この会社に電話して日にちの確認をしたのだが、担当者が間違ったのか、僕の言い方が悪かったのか、要するに、上手く通じていなかった。ま、取引履歴を確認していればこんなミスは回避できたのだが、この会社の取引画面は僕にはちょっと使いにくく、億劫がってしまったのだ。

そんなことで午前中はノートレード。昼過ぎに銀行に行って、お金をこのブローカーの口座に移し、先程、18時前に1回だけトレードをして、契約通りチャート画面を見ることが出来るようにしてもらった。

今、欧州時間の大阪金の値動きを見ているが、やはりFOMC前と言うことで、値段は動かないし、出来高も少ない。こういう時は、いつもならエントリーするような局面でも、参入を躊躇してしまうな。つまり、サインは出ているが、それに従うべきなのか迷ってしまう。18時過ぎに取れそうな局面があったが、そんなことで逃してしまった。

今日は明朝3時過ぎまで起きているべきか。多分眠ってしまうだろうな。取り敢えず、FOMC前に、住宅や石油関連の統計が出るので、それらを確認し、トレード機会があればする。無ければ明日だ。

 

16日の夜間は、主に米国時間で+10円。

「主に」と言うのは、欧州時間にエントリーして、米国時間まで延々と保持してしまった玉があるので。16日の欧州時間は、日本時間の引値から25円ギャップダウンして始まった。何とその安値で売ってしまったのだ。こういう場合、多くはギャップをいったん埋めにかかる。そのタイミングで売ればよいものを、全くどうかしていた。結局、一時は20円逆行させられたが、埋めた後はまず間違いなく下がると考えていたので、ここは耐え、21時半過ぎまで5時間も粘ってしまった。この間、夕飯を摂ったりシャワーを浴びたり、、、。しかし、21時以降、値段の下がり方がどうもぎこちなかった(5分足で見ると、陰線の間に陽線が執拗に入る、いわゆる汚いチャート=金には良くある)ので、5時間も持っていたこの玉は、-2円で損切った。

後は、22時前半の売りで+7円、23時前半の買いで+5円。こちらは前者が19分、後者が4分で、前者の売りはちょっと時間がかかったが、まあまあの取引だった。

マーケットはいつも同じように見えて、場味は日によって微妙に異なる。僕のように視覚を重視したり場味を読むことにこだわるトレーダーは、場が開いた直後のエントリーは自重した方が良さそうだ。

 

15日の米国時間で+11円。16日の日本時間で+2円。

米国では今週からサマータイム。取引開始時間や指標発表が1時間早くなる。個人的にはこの方が早くやすめるし、歓迎だ。ただ、本日は結構遅くまで取引してしまった。

21時過ぎから取引を開始したが、大阪金は陰陽線が交互に交じりながらダラダラと上昇していくカタチ。上昇が緩慢なのは悪いことではないが、陰線がランダムに入ってくるカタチは、美しいチャートとは言えない。最近、米国時間の入りはこういうチャート形状が多いように思う。この間、断続的に4回ほど買いで入ったが、2円幅が3回、残りは1円幅しか取れなかった。

23時過ぎからの短期的な下落局面で4円獲得したが、納得の行くカタチでトレードできたのは、このときだけだった。最近は、日本時間と欧州時間の始まりの方が、きれいなチャート形状になることが多い。もちろん、きれいな方が狙いやすいのだが、今朝の日本時間は寝過ごしてしまい、10時過ぎまでの比較的奇麗な上昇局面を取り逃がした。

その後は、CDAのテキスト改訂の仕事があったので、14時過ぎまでそれに専念、14時半以降の短期の上昇局面で2円獲得して、トレード終了となった。

毎年のことだが、これから約1か月間は、テキスト改訂の仕事で、原稿の締め切りに追われる生活になる。時間を上手くつかわないとな。

 

 

京都・名古屋巡回(2)

前回、京都でのことは書いたが、名古屋のことは書いてなかった。

名古屋では昔の受講生に会った。僕が名古屋に来て初めて受け持ったクラスの人で、もちろん、既に社労士試験に合格している。彼は当初、僕のような仕事に憧れをいだいていたようだった。聴いてみると、当時彼が携わっていた仕事に疑問を持っていたようだ。オレはこんな仕事をするために生まれてきたのか、的な閉塞感。社会に出て間もない頃には、多くの人が経験するのではないだろうか。

僕は当時、特定の受験校だけに専属となることはなく、いくつかの教育機関と契約をして、毎年、複数の筋の仕事をしていた。そういうスタイルが、彼には自由に映ったようだった。しかし、色々と話をしていく中で、フリーの講師業の契約の継続や人間関係的な立ち回り方(講義が終わったらさっさと帰っていく僕に対して、常勤社員の中には、良く思っていない人もいただろうからね)など、この仕事の裏側的なところも彼に話したことを覚えている。

そのせいか、時の経過とともに、次第に、会社での仕事や社労士会の会務に勤しむようになり、もともと人望のあった彼は、経営の一翼を担うポジションまで、最近到達した。僕の方はと言えば、年金生活に片足突っ込んで、あとはバイトと相場。年収も彼の方が倍以上あるのではないかな。もっとも、年齢的にも一回りほど違うのではあるが。25年住んだ名古屋では、彼以外にも友人を(決して多くはないが)得ることが出来た。本当に良かったよ。

ところで、今回は土産に、味仙の台湾ラーメンを選んだ。イブニング誌で連載中の『激辛課長』で紹介されていたので、食べたくなったのだ。名称は「台湾ラーメン」だが、発祥の地は名古屋である。実に辛い!

 

社労士試験の受験料が15,000円に上がるとのこと。他の資格とのバランスもあるのかも知れないが、これでまた受験者が減るんじゃないかな。受験者が減ると受験教育機関は大変だ。TACの株価を時々ウォッチしているが、日経が30,000円付けようかと言うのに、同社の株価はほとんど上がっていない。もっとも同社は株式を上場しているので、業績は開示されている。そこでこんな感じだから、他社はもっと大変かもな。実際に色々な噂も聞こえてくるし、過去には統合や吸収も何件かあったしな。

 

 

京都と名古屋を廻って、昨日帰京した。

昨年の2月頃に、渋谷でソール・ライターという米国の写真家の個展をやっていた。僕はこの催しを「日曜美術館(日美)」と言う番組で知ったのだが、この時は日程が合わず、行けなかった。もう見ることはできないな、と諦めていたが、ちょうど、日美の再放送があり、そこで、この個展が京都に巡回しているのを知ったのだ。

更に、11日まで、ソールのドキュメンタリー映画も近傍で上映していたので、個展と共に見るならこの週しかなかったのだ。この映画のタイトルがまたいい。『急がない人生で見つけた13のこと』。何につけスピード、効率優先の現代社会から距離を置き、自分の主義を貫く。これをソールは「効率性の首都」NYで行っている、というのもまた痛快だ。いや、これを許すのもまた、NYの懐の深さと言うべきか。

僕が身を置いている相場の世界、士業の世界でも目立つことを良しとする人はたくさんいる。いや、僕もその一人だった、と言うべきか。でも、今回、ソールを経験して、何か今までとは違った感覚がこみ上げてきた。

恐らく、ソールのストリート・スナップに興味を持ったのも、去年、講義の仕事を辞めたことが引金になったのかも知れないな。

 

3/2(欧米時間)以降3/3日本時間終了までの取引。

全部で10回取引。戦績は+20円。

内訳は、昨夜の欧米時間で7回、+16円。本日の日本時間で3回、+4円。

今まで見ていたテクニカル指標に、出来高系指標を加えての判断にも、徐々に慣れてきたかな。ただ、今まで見ていると、出来高系指標がより威力を発揮するのは(絶対に、と言う訳ではないが)米国時間帯のようだ。これは信頼性が高いと思う。米国以外の時間帯は、従来のMAを中心としたテクニカル重視で問題ないと思う。テクニカルは、勿論、知らなければ話にならないのだが、知っているだけではダメで、どのような局面、あるいは時間帯で、どんなテクニカルを使うかの判断が的確にできないと、継続的に成績を残すことはできない。

これが出来れば、あとは資金管理。管理と言っても、ストップを置いてこれをキャンセルせず、かつ、あまり欲張らないこと。ここに書くのは簡単なんだけどな。

 

ところで、本日の負けトレードは、欧米時間、日本時間でともに1回ずつ。

まず米国時間の方だが、20:10に5,947円で売り参入している。実はここで買い参入したつもりが、売りと買いのクリックを間違えてしまった。サイテーの初歩的ミスだ。しかもこのとき、一瞬値段が下げたので「災い転じて何とやら」が頭をかすめ、色気を出して若干玉をホールドしてしまった(アホの極致)。その直後、テクニカル通りに上昇に転じ、あっという間に5円持って行かれた。まったく昨日は最悪のスタートとなった。直後の途転買いで、このマイナスは運よく解消できた。

昨日は、この途転が上手く行ったのが最大のポイントだった。これが失敗に終わっていたら、結果は目も当てられないものになっただろう。途転は勇気がいるが、このときは結果が良い方に出た。

それにしても、最初の注文ミスは情けない。注文画面にも再確認のアイコンが出るのだが、慣例的に読み飛ばしていた。注意しなければ。

本日の日本時間でも、最初の取引は負けだった。10時過ぎに1分足で見てやや長めの陰線が出たので、直後に売り参入したのが裏目に出た。直後に上に持って行かれて3円の損失。ここも上記欧米時間のときとほぼ同じ感覚で途転買いに回り、2円獲り返した。

ただしここは、欧米時間での途転ほどキレイには行かなかった。疲れていたのかも知れない。変なところで買ってしまい、一旦下げ、幸運にもその後、価格が戻ってプラスで終わることが出来た。運が良かった。その後の2回は、MAに沿って、ほぼ思った通りの取引が出来た。

今まで書いてきたように、当該セッションの最初の取引でしくじると(しくじり方にもよるが)、精神的・肉体的に後がきつくなる。十分注意しなければ。