政治
面白かった。以前の本欄で、他人のフンドシで飯を食う評論家は嫌いだ、と書いた。それは今でも変わらない。しかし、評論家の存在を全否定しているわけではない。例えば、ある人物や物事に関し、自分の知識が(ほとんど)無かったり、片寄っていたりしたとき…
「ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由」という副題がついている。 新書で約270ページ。読了するのにそれほど時間はかからなかったが、読み終えたときには、疲労感が押し寄せてきた。昔は雑誌にせよ単行本にせよ、この種のネタを読むのにこれほど疲れる…
表紙のサブタイトルには”封印された歌の真実”という朱文字。 ちょっと物々しいな。それもそのはず。本書は1968年2月の、ザ・フォーク・クルセダーズ(フォークル)第2弾シングル「イムジン河」の発売中止騒動及びその後のこの曲の数奇な運命について綴った作…
池上と佐藤は昨年『日本左翼史』(1945-1960 及び 1960-1972 の2冊)を講談社現代新書としてリリースしている。2分冊の力作。興味はあったものの「読むのに時間かかりそうだなぁ」と思い、躊躇していた。そんな時に文藝春秋でこの特集が組まれ、これなら読め…
こういうのはニュース映像で見るより、始めから終わりまでをきちんと生放送で見たほうが臨場感が違う。レディー・ガガの合衆国国歌斉唱は素晴らしかったな。その声は細すぎず太すぎず、よく通る声だった。でも、個人的にはシンディ・ローパーに歌ってほしか…
ロンドン、NY市場はクリスマスで休場。大阪金も、23:00までの段階で、期先は300枚程度しか出来ていない。僕も、16:30過ぎからの30分で4円獲れただけ。この状況下では奇跡的である。 来週はクリスマス休暇が明けるので出来高は少しは増えるかもしれないが、…
20200529~30 会見が03:00から、とのことで無理して起きていたが、始まらないので寝てしまった。今朝の報道では、1.香港への優遇措置の廃止、2.WHOからの脱退、3.スパイ活動阻止のための入国制限、4.新型コロナの情報隠蔽批判nなどが会見内容として伝わって…
ニュースが最近は多い。米中対立だ。発端はコロナ問題へのWHOの対応だが、発生地は中国の武漢地域である。そしてここにはウイルス研究所がある。そうなれば誰だって、この研究所を疑うだろう。これは自然な感情だ。したがって、中国当局は発生源をとことん究…
中曽根元首相が101歳で、老衰のため死去しました。「三角大福中」という言葉を知っている人はもう多くないかもしれませんが、中曽根派は自民党の弱小派閥です。その領袖が党総裁になることは通常は考えられません。その人物が首相として有数の長期政権を担う…