Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

鳩山首相辞任。

普天間問題が最大の原因だろう。そこで僕なりにこの問題の解決法を考えてみた。笑わないで読んでほしい。
1 来るべき総選挙で共産党が最大勢力となること。連立ではダメだ。衆院議席がまっかっかになるくらいでないと。共産党の綱領では安保条約を、条約に定める手続きによって破棄することが明記されている。そうなれば駐留米軍は撤退、基地もなくなる。ただし自衛隊の海外派遣もなくなるので今日の国際協力には逆行する。そもそも同党は自衛隊の解消を目指しているので、外国から攻められたときどうするのか、という疑問は残る。竹やりで抵抗するか白旗を挙げるか。
2 九州・沖縄連邦として日本から独立する。この地域のGDPは世界でも15番目位の大きさだ。立派な経済大国である。安保条約は日本を守るという大義名分があるが、独立すれば日本ではなくなるので、基地を日本に引き取ってもらう。
3 自民と民主が大連立を組む。もともと普天間の返還は自民党政権時代に決まったことだ。言いだしっぺの自民党に責任をとってもらう。責任だけとらせることは出来ないので、権力の座に戻ることは必要だろう。自民にも悪い話ではないと思うが。ただしこの案では、基地そのものはなくならない。


もともと基地問題の根源は、第二次大戦で身の程を知らない指導者が、こともあろうに米国相手に戦争を始めたところにある。このことで我々後世代はいまだに迷惑をこうむっているのだ。特に沖縄では地上戦が行われている。日本政府に対する不信感は相当なものだろう。

4 (書いているうちにもう一つ考えた)近い将来、米国の力が極端に弱まり、かつ中国の力が極端に強まること(どちらかといえば後者のほうが考えられるか)。基地は資本主義と共産主義の対峙していた場所に、力のバランスを保つように配置されている(極東の地図を中国側から見ると良くわかる)。このバランスが崩れれば基地をおく必要は無くなる(ちなみにこの時期には北朝鮮はすでに消滅している)。


しかし今回の普天間問題で一番思い知ったのは我々の醜さだね。一部の県に基地の負担を押し付けて、後は知らん振り。僕には、ただ一人手を挙げた橋下大阪府知事だけが希望の星に見えたよ。
ところで今回民主党政権を選択したのは我々有権者だということを忘れてはいけない。個人的には事業仕分けや沖縄密約問題貧困率の公表、高校の授業料無償化、母子加算の復活、水俣病の和解など、前政権では成し得なかった仕事をしていることは評価したい。ま、自分を含め、この程度の国民が選んだ政権としてはよくやっていると思わないかい??? 結局その国の政治のレベル=国民のレベルだからね。その辺は政党もわかっていて、有名人を自陣営に引き入れようと躍起だ。「政治に剛速球」とか「議員でも金」とか、わけのわからないことは言わないでほしいな。