仕上げることが出来た。今月は前半にICT検定(P検)の準2級の準備、中盤以降は速修クラスをこなしながらCDAのテキスト改訂に没頭した。チャート画面はいつものようにつけっぱなしにしていたが、締切りのある仕事なので、とても相場に参加する余裕はなかった。
昨日、ようやく原稿の仕上がりが見えてきた時に飛び込んできた、志村けん逝去のニュースにはびっくりした。全員集合、毎週欠かさず見ていたっけな。クレイジーとドリフとバカボンとがきデカとマカロニ、あと、作家で言えばジョージ秋山は、僕の幼年期から思春期の情操教育に大きな貢献をしてくれた(だからこんなになっちゃったのだ)。でも、こういう人や作品は、PTAと相性悪かったな。全員集合など、よくPTAから局にクレームが来た、なんて話を聞いたことがあるし。でも、よく考えれば、クレームを言ったり有害指定したりする、と言うことは、大人はこれらの作品をちゃんと見たり読んだりしているわけだ。その上で選別し、彼らが良いと思うものだけを子どもに与え、それ以外は除外したり、攻撃や非難の対象にする、というのは体の良い押し付けだな、と当時、何となく考えたりしたものだ(子供心に、大人の世界は用心しなければいかんぞ、と)。その予感は全く持って、的中していたわけだが。
今回の志村けんの死は本当に残念だが、残された我々に、エイズの時のロック・ハドソンの死と同じような意味(つまり、もっと正しく、この病を恐れろ)を持つことになるのかも知れないな。