Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

やらかした。

ここ3日ほどの成績は、-59、+3、+25、ということで、大きな損失を出したが、その後半分ほど挽回した。どの程度の損失を大損失というのかは人それぞれだが、-59円は僕にとって立派な大損失だ。単純計算で、そのあと一日15円ずつ勝てたとしても、挽回に4営業日かかる。トレーダーの中には、1回の損失でその年の利益を吹き飛ばすような人もいるようだが、そういうのは論外。僕的には、口座資産が1週間前の残高を下回るような感じの損失は、立派な大損失であり、極力それは避けたい。もし、こういう状況になると「この1週間、俺は何をしてたんだ」ということになるからね。今回の損は、それに近い感じのものだった。

自慢するわけではないが(こんなことを自慢してもしようがない)、これまで様々なパターンの損失を経験してきた。その中で学んだ最も大切なことは、再起不能になるような大損失は避ける、ということだ。「そんなこと当然だろ」と思った人は、トレードを知らない人だ。トレードには、短期間に大きな利益を得る可能性がある反面、逆のことも起こりうる。前にも書いたと思うが、僕の使っているブローカーは、セッション毎に必ず決済される。それに加えて、設定した維持率を下回っても決済される。さらに、特殊注文によって、損切幅をきめ細かく設定できる。しかし今回はこの注文を使っていなかったため、損切幅が大きくなってしまった。

それから難平。難平をしたことのないトレーダーはいないのではないか。しかしトレードの専門書には、ほぼ間違いなく「難平はするな」と書いてある。しかしこれは人間心理を無視した無責任な指摘だ。トレード実務では難平することで救われるケースも間違いなくある。しかしこれを続けていると、どこかの段階で大損をする可能性も高まる。問題は、今回の難平が、救済に結びつくのか、大損に結びつくのか、建玉の段階ではわからないことだ。そこで、難平をする場合はそのやり方を考える必要がある。それは例えば、難平の回数、枚数、仕切りルールの三点だ。特に仕切りルールについては、当該トレードで利益を出すことを諦める姿勢も大切だと思う(利益にならなくても、当日の損失が小さくなれば良しとする)。でも、それだと難平などしないほうが損失額は小さく収まる可能性が高い。ニックさんのブログでは、難平について細かく書かれていた。読み返す必要がありそうだ。