六本木ミュージアムで開催している「DOUBLE FANTASY John&Yoko」展に行ってきた。60年代中ごろにジョンとヨーコが出会ってから1980年12月8日までを中心に、二人の生い立ちや、ジョンの暗殺以後のヨーコの活動、また、シンシアやジュリアンのインタビューもあり、ファンとしては十分楽しめる内容だった。そう言えば僕は、ジュリアンの来日公演に行ったんだ。良い曲も何曲か書いているしね。ショーンは残念ながら「父からギターを教えてもらったが、ものにならなかった」というようなことが、会場のインタビューで流れていた。
それにしても会場が六本木にあるせいか、シャレた身なりの若い男女が多く、年配者は、コロナによる外出自主規制もあるのか、思ったより少なかったな。大宮のレノンミュージアムが閉館して久しいが、 こういう展示は、ヨーコの母国として、ぜひ常設でお願いしたいものだ。
一つ気になったのは、展示があまりにも奇麗にまとまっていて、反戦平和がファッション化していること。でもそれは否定されるべきものではないだろう。ファッションだろうと何だろうと、まずはジョンとヨーコの思想に触れることが重要だと思うからだ。
ところで、会場になったソニーミュージアムは、僕の昔の勤務地とは鳥居坂を挟んでまさに真向いの位置にある。1989年から約3年の間、僕はこの近くで勤務し、終業後は近くの麻布図書館で、ほぼ毎日2時間くらい、行政書士の受験勉強をしていたのだ。当時の麻布図書館はお世辞にも奇麗とは言えなかったが、今は新しく生まれ変わっている。それにしても鳥居坂はあんなに急坂だったっけ。当時はそんな印象はなかったのだが。それだけ歳を取ったのだろうな。
相場だが、今日の日本時間は、遅く起きた上に野暮用が重なったのとで、相場は出来ていない。欧州時間に入って、17:20前後の下げを狙い、8円獲れた。月曜日で重要指標の発表も無いようだが、油断はできないな。