Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

スパイク形状が出現。

昨夜の米国時間23時。5分足で見ると23:00からの5分で17円の急落。この直撃を受けた。この5分間の出来高は579枚で、群を抜いている。FOMC前だったとはいえ、出来高を伴っての急落だったので、方向性は下に向いたと判断し、やむなく-15円で損切し、途転売りに回った。ところが、次の5分足で相場は急速に切り返し、6080円を超え、過去2時間の高値を取りやがった。途転の売り玉もこの道中でやむなく損切った。ここでも-15円。1時間足らずで計30円の損失。

チャートを見ると、典型的なスパイク形状。

以前、HSフューチャーズのセミナー(宮永正人氏が行っていたもの。この研修は役に立った)で、スパイク・トップとスパイク・ボトムについての話を聴いたことがある。

その時のメモをここに書いてみたい。

1 (スパイク・トップとボトムが)両方出ることは珍しい。←でも、今回出たもんな。

2 ファンダメンタルズやテクニカルでは太刀打ちできない。←その通り。今回も、出来ていたのはこの5分間だけで、23:05以降は元に戻ってしまい、FOMCまで出来高の急増はなかった。僕が使っている、トレンド系、オシレータ系、出来高系のテクニカルは、全てダマシとなった。

3 (克服は)至難の業。プロは警戒するパターン。出現したときはトレードは難しい。様子見。

とある。

スパイク形状には過去に痛い目に合っているが、最近はご無沙汰だった。全く、忘れたころに直撃を受けたな。考えてみると、取りやすい、素直な動きをするときは、最近、何か別の用事をしていることが多い。

この日は20時台前半にきれいな下落局面があったが、この時は風呂に入っていた。本日も9~10時台にかけて2度ほどきれいな上昇局面があったが、上記のショックが尾を引いて寝ていた(本当にどうしようもなく気分が落ち込んでいたのだ)。12時台には、これもきれいな下落局面が2度あったが、食事の買い出し中だった。

何というか、ことごとくチャンスを逃し、どうでも良いところで引っ掛かっている。

こういう時はしばし相場から離れて冷静になるに限る、と言うことで、ボウイやストーンズを聴いて、ゆっくりしている。

海の底で傷を癒しているガメラのような気分だ。