rocco's log ~the 社労士 trader~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。

朱戸アオさんの新作『世界で一番美しいウイルス事件簿』を読みに、

図書館に行ってきた。近所には無かったので、ちょっと遠出になったが。「現代化学」という月刊誌だが、こういう漫画作品を掲載するだけあって、一般人にも比較的読みやすかったな(専門的な内容はわからないので、紙面構成や切り口が、と言う点で)。

離島で原因不明の発熱患者が多数発生し、主人公である大学の准教授と助教、それに官僚が調査に乗り込むという感じだが、ユーモラスな要素もちりばめられているのは『インハンド』を彷彿とさせる。まぁ、漫画誌ではないので仕方ないのだろうが、毎月8ページではちょっと少ないな。もっと読みたい。でも、無いものねだりはできないので、6月号を待つとしよう。

 

それから、昨日今日で『どん底サラリーマンが株式投資で2億円 いま息子に教えたいお金と投資の話』を読了。良い本だったが、僕にとっては読むのが遅すぎたな。むしろ、タイトルの後半にあるように、20~30歳代の現役世代にこそ読んでほしい(著者の息子は20歳代らしい)。投資資金の作り方、投資先企業の見極め方、キャッシュ比率についての考え方などこれから本格的に投資を始めたい人には参考になることが多いと思う。個人的には前回書いたマネックス・ショックの記述の他に、9.11のことを書いたくだりが印象的だった。多くの人が犠牲になった理不尽な事件だったが、僕にとっては、ツキや運に左右される余地のないほど、投資家としての実力を磨かなければダメだ、と目が覚めた事件だった。別に著者のように、この事件で損をしたわけではなかったが。

 

それから、いくつか本書に対する一般の読者の書評を読んだ。多くが好意的だったが、ごく少数の評者は懐疑的、と言うか最低点を付けている者もいた。本書は間違いなく、質を伴った良書である。それを全く評価しない、と言うのは、評者の側に何らかの問題がある、と僕なら考える。キネマ旬報のベスト1にまったく点を入れない映画評論家と同じだな。何を観ているんだ(読んでいるんだ)、と言う感じ。

でも、本書最後の「STEP6」は、個人的には不要だと思った。著者の退職後の生活設計に興味はないので。