5月度の取引はこれで終了。月次では+64円。このブログにはほぼすべてがトレード記録として書いてあると思うが、もともと他人が読むのではなく、反省や気づきを含めた自分の記録として、次のトレードに役立つように書いている。したがって、どうでも良いと思ったトレードは書いていないものもあるかも知れない。
今日(5/31)の16:30から、日付上は6月の取引となる。米英市場は休みなので、値動きが小さく、出来高が少ないのは予想されていた。大阪金は日本時間13時前から下落に転じていた。僕は、本日の欧米時間の値動きは乏しいながらも、下落の流れがずっと続くことはない、と考え、6727円で買い建てた。ちょっと高いか、とも考えたが、この時点で下落は数時間に及んでおり、その後の上昇は間違いないだろう、と思ったのだ。ところが価格は動かない。仕方なく29円に指値を置いたが、これが少しのタイミングの遅れで入らなかった。後はダダ下がり。途中、零時にドル円で仕掛け的な動きがあり、一気に25銭程度円高方向に進んだ。この場合通常、円建て金先物価格は下げるが、ドル安にも動くので、NYの金先物は上昇する。しかし大阪金先物はNY金先物には通常連動しない。現物価格との連動性が高いのだ。ところが今日は、ドル安でも現物価格は(休日のせいか)ほとんど動かず、大阪金だけが円高に反応してスルスルと下げた。この時までは、大阪金は6730円を上、6715円を下にしたレンジ相場であった。レンジの場合、難平は有効な手段だ。だが、月初は資金的な関係から特に難平は控える、と昨日書いた。だからこの玉はまだ抱えたままだ。現段階で-10円。損切りするかな。