Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

年金の請求手続きに行ってきた。

少し前に請求手続書類の入った大きめの緑の封筒が親展で届いた。

記入は割と簡単だった。最初に、手続の流れの案内があり、次に、質問に「はい」「いいえ」で答える形式になっている。その答えによって、当人に必要な添付書類や注意事項が解説されるカタチだ。

老齢年金請求者専用フリーダイヤルと各地の年金事務所の所在を記したパンフレットが入っているので、そこに連絡して相談の予約を入れれば良い。

僕は、何度も足を運ぶのが面倒だったので、年金相談と請求書の提出を同時に行うため、誕生日から見て年金請求書の提出可能な初日となる昨日に行って、一通り済ませてきた。

「お前は社労士なのだから、相談することもなく、全部自分でできるだろ」と思う人もいようが、教科書で勉強する年金法とは異なり、各人の加入歴に基づいて計算し、当然ながら年金額も一人一人異なる。請求書に自分の公的年金加入歴が載っているが、離転職の多い僕などは注意して確認する必要がある。

僕の場合は20代前半に公的年金に加入していない期間があるので(まぁ、荒れていたのだ)、今の国年任意加入を目いっぱい続けても、老齢基礎年金の満額支給である480月に1か月足りない。これが判明したとき、最初に勤めた会社の常務のことを思い出した。6月いっぱいで退職したい、と言う意思表示をした僕に対して、6/29に退職することにされたのだ。当時は、1日早まるだけなので、大した影響はないだろう、と思ったのだが、知らないということは恐ろしい。これで、厚生年金保険の加入期間が1か月少なくなってしまったのだ。

(この話は60年改正前の話だが、何で国民年金の話をしているのに厚生年金保険の話に急になるのか、なんて思った人はいないよな、社労士受験生あるいは一部の社労士の人たち?)

この話をしたら、年金相談の担当者(この人も社労士だった)は、画面で確認してくれたらしく、頷いていたが。

それから、僕もカン違いしていたが、任意加入の資格取得は、月の初日とかではなく、申出をした当日だったな。例えば1/8に前社の資格を喪失し、1/18に国年任意加入の申出をした場合、この日付で記録されるので、日にち上は連続していないことになる(被保険者期間の計算上は、後の方でのみ1か月と計算するので、重複するような不都合はないが)。まぁ、とにかく、そういったことを踏まえてチェックしていく。

それから、疑問を二つ。

共済組合の加入歴は加入記録には載っているが、当日頂いた年金見込額の計算シートには金額の記載が無かった。これは改良してほしい。これでは正確な特別支給の額が読めない。

もう一つは、国民年金基金の加入や支給の情報も入れてほしい。相談員さんとの会話の中で、同基金のことを訊いているのか分かりにくかった部分があり、基金からは既に年金を受給していることを話したら、相談員さんに驚かれた(多分、加入者も少ないし、65歳前から出る基金の老齢給付があることをご存じなかったようだ)。「変化球ですね」と言われてしまったよ(いや、ちゃんとした制度なんだけど、、、)。

それにしても、個人番号を登録していると、添付書類も減って、話が早かった。この点は最近の良い流れだな。

ナノイーも置いてあり、コロナ対策はきちんとされていた。しかし、狭い相談ブースに、お互いにマスク、真ん中にアクリル板という環境で1時間以上、冬なのに最後にはちょっと暑くなってきたよ。