Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

『交通誘導員ヨレヨレ日記』読了。(その2)

社労士・トレーダーとしての僕の経歴は、本欄にずっと書いてきた。東京の生活が主になった今でも、時々セミナー講師の依頼が来る。先日も、社会保険事務手続きの訓練講師の依頼を受けたが、お断りして後輩講師を紹介した。ただ、この分野の仕事を完全にやめたわけではない。労働・社会保険の分野は、毎年のように大きな法改正がどこかの分野で行われる。これらを漏らさず継続的に追っていくのは容易ではない。でも、容易ではないところにはニーズがあるものだ。この仕事はこれからも続けていきたい。

僕が考えたのは、定期的な収入だ。金額はあまり気にしない。しかも先物トレーディングを優先するので、平日は避けたい。朝はアタマがまわらないので、勤務は午後以降にしたい。そして、少なくとも雇用保険には入りたい(ギリギリの条件では入れれば、それでよし)。自分で言うのも何だが、注文の多いヤツ。嫌うだろうな、雇う側は、こう言う人間を。しかも社労士で、うるさそうだし。仕事内容は問わない。ただし、法に触れるものはダメ(当たり前だ)。

探してみたら、あったのだ。平日午後開始で、土日祝だけの勤務。勤務日数も少ないので、給与は大したことはない。しかし、定期的に入って来るし、金額はもともと重要な条件ではなかった。

面接に行った警備会社のイメージは、昔観た『水のないプール』というエッチな映画に近かった。この映画では、主演の内田裕也が警備会社に面接に行くのだが、そこの社長を原田芳雄が演じていた。これを観たとき、警備会社の採否はこんなに簡単に決まるのか、と驚いたものだが、僕の場合はもっと簡単だった。

まず「他社を受けているか」きかれた。

受けていない、と答えた(上に書いた僕の条件に合う会社は、オタクしかなかったのよ)。

面接担当者の次の発言には、さすがの僕も、ちょっと驚いた。

「では、採用を前提にお話をすすめさせていただきます」

良いのかい、この段階でそんなこと言って。オレは破産者かも知れないし、ヤク中かも知れないんだぞ。

驚きはまだ続く。

「あのー、平日も、1日だけ勤務していただけませんか?」

話が違う。求人広告では、土日以外は祝日だけで、平日は入っていなかった。確認してみると、今回の求人は「土日+平日1日」。以前出した求人広告をそのまま出稿してしまい、平日のことを書き忘れたらしい。ホントか?

ま、僕としても、週3日で各日8時間勤務なら、確実に雇用保険に入れるので、それで問題ないので、ここで働かせてもらうことにした。

だから現在は、本欄で良く書くように、年金・投機・就労と言う3つの手段で収入が得られている。年金は63歳になって報酬比例部分が支給開始になった。投機は、僕が持っている取引口座(株式1、先物2)は今年の上半期は、これも若干だがすべて黒字。これらに加えて、多額ではないが定期的な就労収入を得られるようになった。

他にもプランはあるが、もう少し具体化したら書くことにする。

何だか、読後感ではなくなってしまったが、本書を読むと、様々な人が、様々な理由・プランを持ちながら働いていることが良くわかる。

面白いね、人生は。