白金：ノーマルデイ
7144ロング →7190 ＋46
7139ショート→7127 ＋12
7128ショート→7099 ＋29
7136ロング →7140 ＋ 4 昨日同様、後場のロングは雲の上限で跳ね返された。
講義準備のためNレンジの下げを取ることはできなかったが、全体的にはまずまず。
しかし上記は白金の価格である。先限で7000円台とは恐れ入った。僕は商品取引をしている関係上、穀物や原油の価格も追っているが、やはり貴金属が一番詳しい。金や白金はそれぞれ800円台や1200円台だったときもある。それがいまや3000円台、7000円台である。特に今世紀に入り、９.１１同時テロによるリスク回避の動き、アジアの新興国の成長を背景に、レアメタルの需要が急増している。ごく一部の先進国がレアメタル、原油、穀物といった資源を好き放題に使っていたこれまでがむしろ異常だったのだ。これらの価格はこれからも乱高下することはあっても、800円や1200円の時代に戻ることは無いだろう。
今日、地元のエイデン柴田店の改装による売り出しに行く。改装前の閉店大売出しというやつだ。DVDソフト70％引き、と広告にあったので、何があるのかのぞいて見た。予想通り、というか、アキバ系のアニメキャラ、グラビアアイドルもの、ホラーといった感じのものが並んでいる。「やっぱりな」と思いつつ店を出ようとしたとき、何と陳列棚の左端にビスコンティの「若者のすべて」があるではないか。「ホントにビスコンティのものか」と思い確かめると、アラン・ドロンとアニー・ジラルドがちゃんと写っている。間違いない。前にも書いたがこの作品は僕が最初に買った映画のビデオソフトである（ベータのソフトで14800円もした。今でも持っている）。画質が今ひとつだったので以前からDVDを探していたが、こんなところで見つけるとは。早速購入。787円。この値段の落差も、レアメタルとは違う意味で驚きである。
本日の講義は8〜9分の延長。昨日の講義より、休憩を2分程度短縮し、その時間を国民年金のテキスト配布に当てた。全体としては昨日より9分程度の短縮ではあったのだが、女性受講生が9時前後に3人退出。申し訳ないことをした。火金のクラスは僕が途中から引き継いだので、カルチャーショックを受けたのかもしれないが、それでもこの内容を省略せずにすべて話して時間内に終わらせ、一部とはいえ問題も解くのはなかなか困難である。今日も休憩を除けば、講義時間は正味2時間半である。話すべき内容は年毎に増えるが、講義時間はほとんど増えていない。どこかを取捨選択せざるを得ないが、切り捨てたところが出題されない保証はない。さらにテキスト未掲載の箇所の中にも話しておきたいところもある。帰りの交通機関のことも考えなければならない。できれば東京校のように2時間45分（確か僕が東京校にいた頃は講義時間は3時間近かった）程度はほしいが。ま、今日帰った人がこのブログを見ていることはないと思うが、次回必要なら授業開始前に補講をする事にしよう。
レジュメは前任者が出していたので今年は継続するが次年度は止める。その多くに必要性を感じないからだ。雇用保険までは改正前の内容が入っていたりして混乱したので、徴収法以降は僕がレジュメをチェックすることにした。非常勤講師契約にレジュメのチェックは含まれていないが、講師が代わったからといって今まで出していたものをすぐに止めてしまうのは、不審に思う受講生もいるだろうからね。
OHのテキストは完成度はそれなりに高いものがある。カリキュラムも、受講生がこれを信頼してきちんとこなせば、かなりの実力は付くはず。最終的に初学者が上級者を上回って合格するにはとことん勉強量を確保するしかない。
