貧困
先日、今住んでいる地域の職業サポートセンター(ハロワみたいなもの)の女性担当者と話をしたことがある(後で知ったことだが、この人は70歳を過ぎているという。とてもそんな歳には見えなかった)。その時に、そのエリアで受付けている高齢者の求人一覧を…
面白かった。 特に僕のような、不動産営業所の勤務経験者にとっては、どこの営業所も同じようなものだな、というエピソードが多く、親近感が持てた。 著者の屋敷は、ある事情から35歳でローコスト住宅メーカー「タマゴホーム」(以下タマゴ)に入社し、営業…
7月の本欄に書いた『交通誘導員ヨレヨレ日記』の続編。本書にも記載があるが、前著が7万部を超えるスマッシュヒットを記録したので、新聞の連載コラムをもとにした本書を別の出版社から出すことになったらしい。僕の友人にも出版業界40年以上という人物(Tさ…
本書は題名が示す通り、永山の遺言と、そこから広がった反貧困運動の広がりを、関係者が綴ったものだ。 永山の死刑は1997年8月1日に執行された(享年48)。より正確には、永山の絶命は同日午前10時39分である。本書が素晴らしいのは、永山の2審で無期判決を…
太田利之氏が著した本書の中から、僕にとってなじみのある曲を紹介しているが、今回は「4 貧困・犯罪・投獄」の章。5曲が取り上げられているが、ここでは、スティービー・ワンダーの『汚れた街』を取り上げたい。原題は「Living for the City」。「街中に生…