Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

2022-01-01から1年間の記事一覧

先日、人生初の治験に行ってきた。

検査は2段階になっており、ある病院が行う新しい検査を受けるのに適しているか否かを、まず、採血により明らかにする。その後、適していると判定されたら、2度目の検査で、今回の治験の目的である新しい検査が行われる、ということだった。 しかし、残念なが…

『ビルボード・トップ10ヒッツ』③、発見、購入。

06/16の本欄で、著者であるジョエル・ホイットバーン逝去の報をとり上げた。その時、全3巻の本シリーズのうち、2巻まで持っていて、第3巻を探している、と書いた。それをやっと見つけて、12/08に新宿のディスクユニオンで購入した。 やはり絶版になってお…

「遺贈寄付」が注目されているらしい。

12/05にNHK朝のニュースで取り上げていた。 身寄りのない高齢者が、今まで築き上げてきた自分の財産を、社会貢献の意味を込めて、自己の選んだ先に寄付をする、と言う行為。素晴らしいことのように思える。 でも、ちょっと気になる点もあった。こういうこと…

4回目のワクチン接種。

5月に都庁内で3回目の接種をして半年。今回は場所を変えて、24日に東京駅の地下会場で済ませてきた。最初の2回はモデルナ、3回目以降はファイザー製を接種しているが、2回目以降はそれなりの副反応が出ている。今回も接種翌日の25日に頭重感、倦怠感、そし…

二人の死について書く。

まず、村田兆治。一度見たら忘れない、個性的な投球フォームだった。村田は暴投の日本記録保持者だ(プロ通算148。ちなみに2位は石井一久115。かなりの差だ)。これだけを見ても、決して手を抜かない、全力投球のイメージである。江川とはかなりイメージが…

ここ数カ月、ずっと気になっていたことだが、

僕ははてなブログで入っているグループを変更していないので、「デイトレード」など、投機・金融関係のグループにそのまま入り続けている。最近は「読後感・書評」「映画」「音楽」ネタが多いが、新しい記事をアップすると、直接関係ない「デイトレード」な…

「イエスタデイ」(映画 2019年)を観る。

世界規模の停電によって、ビートルズが存在しなかった世界になってしまった。しかしその中に、ごくごく少数、停電前の世界(ビートルズが存在していた世界)の記憶がある者がいて、その一人が主人公(ジャック)だ。 彼はビートルズの作品を自分の作品として…

『365日ビートルズ』(藤本国彦 著 扶桑社 刊)購入

この本は「読了」ではなく「購入」である。 タイトルに「365日」とあるように、何月何日(何年)には、ビートルズ関連でどんなニュースがあったか、と言うことを、1/1~12/31まで、順を追って書いたものだ。 だから、本欄で紹介している他の多くの書籍のよう…

『75歳、交通誘導員 まだまだ引退できません』(柏 耕一 著  河出書房新社 刊)読了

7月の本欄に書いた『交通誘導員ヨレヨレ日記』の続編。本書にも記載があるが、前著が7万部を超えるスマッシュヒットを記録したので、新聞の連載コラムをもとにした本書を別の出版社から出すことになったらしい。僕の友人にも出版業界40年以上という人物(Tさ…

『老人支配国家 日本の危機』(エマニュエル・トッド 著  文春新書)読了

本書は書下ろしではなく、一部を除いて、2016~2021年の間に「文藝春秋」などに載った記事をテーマ別にまとめたものだ。各テーマは以下の通り。 Ⅰ 老人支配と日本の危機 Ⅱ アングロサクソンのダイナミクス Ⅲ 「ドイツ帝国」と化したEU Ⅳ 「家族」という日本…

「イムジン河」物語(喜多 由祐 著  アルファベータブックス 刊)読了。

表紙のサブタイトルには”封印された歌の真実”という朱文字。 ちょっと物々しいな。それもそのはず。本書は1968年2月の、ザ・フォーク・クルセダーズ(フォークル)第2弾シングル「イムジン河」の発売中止騒動及びその後のこの曲の数奇な運命について綴った作…

『サメ映画大全』(知的風ハット 著 左右社 刊)読了

読了と言っても、全部読んだわけではない。こう言う本は小説などとは異なり、最初から順に読んでいくようなものでもないしな。 良くできた本だ。表紙の人食いザメのアップ画もインパクト充分だ。帯には「時には便器の中からヤツは襲い掛かる‼」とあるが、こ…

『M.I.Q.』(原作 マスヤマコム 漫画 浅井信悟 全3巻 講談社 刊)読了。

面白かった。マンガコミックス全3巻。すぐ読めたが、実は本書も僕の部屋に積読されていたものだ。架空の高校を舞台に、生徒に株式トレーディングと起業について考え、実行させる内容だ。今で言うと、ドワンゴのやっているN高とかの感じに近いかも知れない。…

『不謹慎な旅』(4)

Ⅴ 生命と悲しみの記憶 ササニシキはなぜ消えた<1993年の米騒動>(P216~221) 作況指数74、東北地方の太平洋側は、軒並み20~30の数字が並んだ、とある。冷夏、日照不足、豪雨などで戦後最悪とされた大凶作の年だ。覚えている人も多いだろう。 スーパーなど…

『不謹慎な旅』(3)

Ⅳ 差別・抑圧の記憶 私は登ってみたい<大峰山「女人結界門」>(P166~171) 女性と言うだけで10キロ四方立入禁止。「女人禁制」は信仰に根差した”伝統”なのか、忌避すべき女性”差別”の現場なのか? 本欄を読んでいる人なら、僕の宗教についてのスタンスはお…

『不謹慎な旅』(2)

Ⅱ 略 Ⅲ 戦争の記憶 「過ち」の主語を探して<原爆死没者慰霊碑とニ号研究>(P110~115) ここでは「安らかに眠ってください/過ちは/繰返しませぬから」という有名な碑文の主語は誰か、について語られる。ま、確かに碑文を読んだだけでは、主語が誰なのかはっ…

『不謹慎な旅』(木村 聡 著 弦書房 刊)読了。

旅のガイドブックである。ただし「負の記憶を巡るダークツーリズム」という副題からわかるように、普通の旅行ガイドではなく、戦争、災害、差別など、悲劇の舞台となった地を巡るガイドだ。僕もテレビのニュースか何かで、こういうツアーをしている人を見た…

『ライナー・ノーツって、なんだ⁉』(かまち潤 著 アルファベータブックス 刊)読了。

先日、図書館に本を探しに行って、検索するともなしにしていたら、たまたま本書が目に留まった。「ライナー・ノーツについて書いた本か。珍しいな」著者は、かまち潤とある。この人の本なら外れはないだろう、と思い、借りることにした。 ライナー・ノーツは…

『日本左翼100年の総括』(池上彰×佐藤優 文藝春秋8月特別号掲載)を読む。

池上と佐藤は昨年『日本左翼史』(1945-1960 及び 1960-1972 の2冊)を講談社現代新書としてリリースしている。2分冊の力作。興味はあったものの「読むのに時間かかりそうだなぁ」と思い、躊躇していた。そんな時に文藝春秋でこの特集が組まれ、これなら読め…

『お米の先物市場活用法』(三次理加 著 時事通信社 刊)読了。

ちょっと長いが副題には「未払いリスクを回避できる 新たな販売先を確保、仕入れ先を拡充できる! 価格変動の不安が無くなる!」とある。 ところで、コメの先物取引についてはすでに、2020年5月16日、2021年8月8日の本欄で書いた通り、廃止となった。 2011年…

「『孤独の力』を抱きしめて」(落合恵子 著 小学館 刊)読了。

調べてみたが、この人は小説やエッセイなど、結構多作。だが、僕が読むのは、この本が初めて。本書(発行は2011年6月)も、購入は大分前だが、今まで積読になっていたものだ。 中高生の頃、ずっと深夜放送を聴いていた。読者の中にもそういう人は多いと思う…

『交通誘導員ヨレヨレ日記』読了。(その2)

社労士・トレーダーとしての僕の経歴は、本欄にずっと書いてきた。東京の生活が主になった今でも、時々セミナー講師の依頼が来る。先日も、社会保険事務手続きの訓練講師の依頼を受けたが、お断りして後輩講師を紹介した。ただ、この分野の仕事を完全にやめ…

『交通誘導員ヨレヨレ日記』(柏 耕一著 三五館シンシャ刊)読了。(その1)

様々な職業の日常風景を日記風に紹介した「職業日記シリーズ」の中で最初に刊行されたのが本書のようだ。その後、『コールセンターもしもし日記』『住宅営業マンぺこぺこ日記』などが出て、書店によってはコーナーもできるほどらしい。僕も近くの書店に行っ…

『長生き地獄にならないための老後のお金大全』(森永卓郎 著 KADOKAWA刊)読了。

「長生き地獄」とは嫌な言葉だが、「老後2000万円問題」で明らかになったように、現役世代のほとんどは、一定以上の長生きはリスクととらえて対策が必要だと思っているのではないか。本書はそのような問題意識を持つ世代に読んで欲しい本だ。 本書は、50代に…

ジョエル・ホイットバーン死去(享年82)

死因は公表されていないが、6/14に亡くなったようだ。 ホイットバーンは米国のチャート研究家。チャートと言っても、株や先物のテクニカルチャートのことではない。音楽のヒットチャートの方だ。このブログにも時々、ロックを中心とした音楽ネタを書くが、そ…

『次はこうなる』(市岡繁男 著 ICI.出版 刊)読了。

副題に「グラフで読み解く相場の過去、現在、未来」とあるように、1500年代のイタリア・ジェノバの金利推移から現在まで、金利、為替、株、商品など、様々なデータをグラフ化したり、チャート化したりして、章ごとに設定されたテーマに則り紹介している。本…

久しぶりに投機の話。

継続的に投機は行っている。本欄には書かなくなってしまったが、依然として「デイトレード」など、投資・投機関連のグループには入ったままなので、これからも、時々は書いて行こうと思う。 今月に入ってからは、大阪金先限6/1の10時台の上昇に乗って+4円。…

『1970年代のプログレ~5大バンドの素晴らしき世界~』(馬庭教二 著 ワニブックス 刊)読了。

1959年生まれで、中学2年から、イエスの『危機』がきっかけでプログレを聴き続けてきた著者の、プログレ遍歴をまとめた本。僕も1958年生まれで、ほぼ同年代。中2の時に初めてプログレを知った、と言うのも同じだ。ただし、僕の場合はイエスではなく、ムーデ…

フィリップ証券の商品CFDを試す。

同証券はシンガポールに本拠を置く証券会社で、日本でも特徴的なサービスを提供している。 今回は、ニックさんのTurn Trading社と提携し、同証券に口座開設しているトレーダーの行うトレードについて、同社がコーチングしてくれる、というサービスを開始した…

『作家の値うち』(飛鳥新社 刊)福田和也版と小川榮太郎版の読み比べ。

本書は我が国の主要な作家を、エンタメ系と純文学系に分類し、各作家の主要作品をそれぞれ100点満点で採点したブックガイドである。福田版は2000年4月、小川版は2021年12月の刊行だ。 僕は福田版を2000年5月に買ったのだが、その時すでに4刷。この手の本はそ…