Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

フィリップ証券の商品CFDを試す。

同証券はシンガポールに本拠を置く証券会社で、日本でも特徴的なサービスを提供している。

今回は、ニックさんのTurn Trading社と提携し、同証券に口座開設しているトレーダーの行うトレードについて、同社がコーチングしてくれる、というサービスを開始したらしい。

「なくて七癖」というが、トレーダーは自分の気付かない癖(と言うか、特性)を持っているものだ。曜日や時間帯によっても、トレード成績は異なるはずだが、自分でそれを見極めるのは難しい。そこで、信頼できる機関や個人にコーチングしてもらう価値が出てくる。ひょっとしたら、自分の気付かない弱点があぶり出されるかも知れない。

このサービスは、MT(メタトレーダー)5の機能を使用して行うようだ。同証券でMT5を使用してトレードするのは、FXとCFD。そこで取り敢えず、デモ口座を開設し、商品CFDを試してみることにした。

MT5は、ロシアのメタクォーツ社による有名なチャートソフトで、僕も名前だけは知っていたが、実際に使うのは初めて。まだ使って2日目だが、使い勝手は非常に良い。注文の仕方もシンプルで、何度もクリックする必要はない。短期トレーダーに人気のあるわけだ。

同証券は先物も扱っているが、残念ながら取引ソフトはMT5ではなく別ソフトを使っているので、Turn Trading社のコーチングを受けるなら、FXかCFDを選択するしかない。そこで僕は商品CFD(XAU/USD  ロンドンで行われているドル建て金現物取引を参照市場とした差金決済取引)を始めることにした。前記のように、しばらくの間はデモだ。

チャート描画は非常にスムーズ。そりゃそうだ、いつも参加している大阪金相場とは、参加者の数が違うのだろう。

証拠金は大阪金ミニの半分くらい。レバレッジは20倍で、FXより保守的だ。僕が普段やっている取引がいかに高レバレッジかがわかる。現市場がロンドンなので、日本が祝日のときでも原市場は動いている(つまり取引ができる)。また、ほぼ24時間動いているので、値の付き方が大阪金よりスムーズだ。昨日(5/27)の大阪金など、日中取引の引け値と夜間取引の寄付きとの間(1時間15分)に28円ものギャップがあったが、こういうことは起こらない。

資金効率の良さでは大阪金先物に軍配が上がるが、これは言い換えれば、利益だけでなく損失も大きくなる可能性を示す。

当面は大阪金と商品CFDの併用になると思う。