待ちに待った、と言う感じだが、数日間、原稿にかかりきりになり、その後は3日ほど東京を離れていて、準備をする時間が十分に取れなかった。予定より少し遅れてしまったが、週内に再開出来たのは良かった。
5分足チャートを見ると、東京タイム中盤辺りからダラダラとした上げ相場が続いている。これが曲者で、小さいコマのような陽線の連続は、意外と強い相場なのだ。
欧州時間では、東京中盤以降の上昇カーブの修正があるかも知れない、との考えが強かったせいか、19時前から始まった約3時間の上昇相場は見ているだけに終わってしまった。やはり、久しぶりのトレード、と言うことで躊躇してしまった。野球の選手と同様で、自主トレとかオープン戦のようなものが、トレードにも必要だな(肩慣らしもせずに、いきなり実戦だったので、今日は大変だった)。
いつも思うのだが、株やFX、CX、暗号資産などのトレードに特化した専門チャンネルが出来ると良いのだがな。色々な手法も学べるし、一般大衆のトレーダーに対する認知度も高まると思うのだが。それに近いのが、TOKYO MXのストックボイスTVかな。特に平日22時からの「ワールドマーケッツ」は、キャスターとゲストとのトークの内容も専門的で、勉強になる(ゲームストップやアルケゴスの問題についての掘り下げや、最近の米長期金利の上昇と債券価格の下落との相関のメカニズムについての解説など、聴きごたえがあった)。同じ時間帯でテレビ東京が「WBS」を放送しているが、こっちは投機や投資にとってどうでもいいニュースが多すぎて、最近はほとんど見ていない。
今日は米国時間で3回取引し、+8円。先に書いたように、欧州時間までは眺めているだけで、手が出せなかったが、米国時間に入り、5分足も下落傾向からちゃぶつくようになった。僕は、今日のこれまでの上昇はいったん終了した、と考え、21:30の指標発表以降で2度の売り参入で+6円。特に22時前半の下落にはうまくはまったが、もう少し玉を保持しておくべきだったな(この辺りの判断は、難しい)。
23時に今日2度目の指標発表があり、大阪金の値段も下落から上昇に転じたと判断して、23:13に今度は買い参入して+2円。
都合3回のトレードに要した時間は、売りが8分と1分。最後の買いは6分だった。復帰初戦としては良くやった方だろう。