5/14は日本時間で1円、欧米時間で9円。計10円獲得。
ミスの多い日だった。短期売買はミスに対する許容範囲が、一般的に狭い。
日本時間では、11時直前に買ってしまった。価格はすぐに下落に転じた。前にも書いたことがあるが、毎時の始まり近辺では価格がトリッキーな動きをすることが多い。そのことは知っていたのだが、不注意だった。幸い12時以降、価格は落ち着いてきたので、引け前14時以降の戻りを想定して買い玉を維持。15時直後に+1円幅で仕切れたが、この買い玉にこだわったお蔭で、何度かあった売りの機会を逸することになった。そういう意味ではヘタなトレードだった。
欧州時間は日本時間の終値から、8円の上方ギャップを開けて始まった。これを埋めにかかるか否かわからなかったので、しばらく様子を見ていたが、目先は埋めそうもなかったので、17時半前に6444円で買い参入。結果的にここで、今日の最大値幅となる5円を獲得した。
ミスが起こったのはこの次。日本時間21:30から米小売売上高、同22:15から米鉱工業生産指数の発表があった。ところが僕は何を勘違いしたか、最初の指標発表を21:15からと思い、価格が6458円と跳ねたところで買ってしまった。直ぐにミスに気付いたが、後の祭り。直後から価格は弱含みで推移し始め、フラストレーションがたまった。
ただ、大きな指標発表が続くときは、最初の指標発表による下げ(上げ)を次の指標発表で打消すことが良くある。今回はそれに期待して、このミスによる買い玉を保持することにした。より長期の足が強基調であることもこの判断を後押しした。ラッキーにもこれが奏功し、価格は22:15以降、それまでのちゃぶつきを脱して、緩やかに上昇し始めた。ここで+3円。
更に、23時からはミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)の発表があった。これを受けて大阪金価格は乱高下したがすぐに収まり、23時半以降、価格は緩やかに下落するように思えた。そこで6456円で売り参入したが、その後の動きは鈍く、大きく下げそうも無かったので方針を変更し、1円幅で良しとした。
今回のトレードでは幾つかのミスをしたが、直後にパニックにならなかったのと、その後の値動きの方向性に救われた。
本来なら惨敗を喫してもおかしくなかったのにな。