2022-01-01から1年間の記事一覧
最近はCDA関連の仕事で忙しく、前回の記事から大分日が開いてしまった。 その間に、大竹センセイの行動経済学の本など、読んだものもあるのだが、如何せん大竹本は発行から時間が経ちすぎていた。この手の本は、使われている資料など、あまり時間が経ってい…
4/15の夜間取引序盤では、高値8116円を付けています。 僕が金投資を始めたのは、既に書いたと思いますが、ワシントン協定の前で、その時の価格は800円台でした(金先物の最安値は1999年9月の836円/g)。そのころと比べるとほぼ10倍です。ま、途中で売り買い…
本作は、キング・クリムゾンの創設メンバーであるイアン・マクドナルド、マイケル・ジャイルズの二人が、クリムゾン脱退後に発表した唯一の共同作業の成果だ。 本作を初めて聴いたのは、1975年頃だと思う。僕のリアルタイムでのクリムゾン体験は、1974年頃、…
つまらない本だった。いや、タイトルから想像するほど面白い本ではなかった、と言うべきか。本書の副題には「科学で読み解くネガティブ感情」とあるが、これをメインタイトルにした方が、本書の内容にふさわしい。でもそれじゃ売れない、と編集者は思ったん…
昨年5月の一軍デビュー戦をテレビ観戦して以来、常に気になっていた投手が、ついにやってくれた。僕は仕事で見れなかったが、ヤフーニュースで知り、びっくりしたな。 まだ20歳。見ての通り、身体も大谷に比べるとかなり華奢な感じだ。最高球速は現在、164キ…
本書の出版は2000年11月。僕はその初版を買った。どこの書店だったかは覚えていないが、芳林堂書店のカバーがしてあるので、多分以前住んでいた大井町で買ったのだと思う。ところで、これも長らく書棚で積読になっていたものだ。最近、こう言う状況にある本…
「株 FX 儲けの極意」という、人によってはいかがわしさを感じる副題がついている。僕はこの本を、確か、ブックオフかなんかで買ったのだ。最初に読んだとき、買って良かったな、と思った。今でもそれは変わっていない。 本書の刊行は2011年4月。リーマンか…
本書は2000年7~12月にかけて行われた、日本で(おそらく)初めての、リアルマネーによる先物取引のコンペ「第1回ロビンス-タイコム先物チャンピオンシップ」の優勝者(フェアリー氏)と準優勝者(炭谷道孝氏)の取引を詳細に記録した本だ。半年間の彼らの…
面白かった。本書を知ったきっかけは、治験について書いている、あるブログだ。 以前本欄に書いたように、僕は2年前に、長年続けた国家試験受験講師を辞めたのだが、その間、講師業と相場道を突っ走ってきた。わき目も振らずに突っ走ったお蔭で、FIREという…
「孤立社会が生む新しい病」という副題がついている。 ゴミ屋敷のことはニュース報道などで時々目にするもで、イメージとしては分かり易かった。しかも僕の部屋自体も、決して綺麗な方ではないので、まぁ、オレもこのままいけばゴミ屋敷に近い状況になるかも…
その時も触れたが、彼はフォリナーにも在籍していた。でも、ああいう産業ロック的な状況は、マクドナルドには似合わない。詳しいことは知らないが、フォリナーが80年代に大ヒットを連発するころには、もう脱退していたんじゃないかな。 フォリナーの代表作と…
東京の金現物価格もグラム8000円を突破しました(ま、乱高下はするでしょうが)。 自分の保有資産の評価が上がるのは嬉しいことのはずなんですが、理由が侵略戦争ですからね。 冷戦構造はとっくの昔に崩壊したはずなんですが、アタマの中がそこから抜け出せ…
また悲しい知らせだ。キング・クリムゾンやフォリナーの創設メンバーの一人である、イアン・マクドナルドが2月9日、癌のため死去した。享年75。 初めて『クリムゾン・キングの宮殿』を聴いた時の衝撃は今でもよく覚えている。1975年頃だったと思う。当時すで…
以前、又吉のときにも書いたが、芥川賞・直木賞の発表時に読みたいと思った作品は、単行本ではなく、「文藝春秋」「オール読物」掲載時に購入する。しかし、買えば後はいつでも読める、という気になってしまい、ツン読状態に陥ってしまうこともしばしばだ。…
昨年11/25の記事でも書いた、バーナード・マラマッドの短編集(新潮社刊)の最初に収録されている作品。 このときにも書いたが彼の作品は「普通の人間に起こる、些細な出来事が、良い形で終わる」。魅了された度合い、で言えば『夏の読書』ほどではないが、…
僕のサラリーマン経験は10数年だが、年齢は還暦前後で、ほぼ同年代の人が集まる、ということで、どんな感じなのか興味があった。 プログラムは大きく分けて3部構成。 1 仕事とライフプラン・マネープラン 2 仕事と健康プラン 3 就職活動とキャリアプラン…
本書は題名が示す通り、永山の遺言と、そこから広がった反貧困運動の広がりを、関係者が綴ったものだ。 永山の死刑は1997年8月1日に執行された(享年48)。より正確には、永山の絶命は同日午前10時39分である。本書が素晴らしいのは、永山の2審で無期判決を…
数年前から読みたいと思っていた本。やっと読めた。 本書は、著者が2013年に、横浜市立大学に受理された博士論文を下敷きに、加筆修正したもの、と「あとがき」にあるように、元は学術論文である。 本書を読もうと思った動機は、『自衛隊協力映画(協力映画…
9日のブログにもちょっと書いたが、NHK-BSで放送されたものだ。本作を観るのは今回で三度目。29歳で逝った悲運の天才棋士・村山聖の生涯を描いたノンフィクション。僕は将棋はやらないが、存命なら本人は、羽生の好敵手としてもっともっと活躍できただろう、…
9日の午前、共通の友人であるKさんから電話があって知りましたが、にわかには信じられなかった。 先月28日に倒れたとのこと。まだ52歳。この先色々とやりたいこともあったはずです。 Iさんと出会ったのは、僕が戸建不動産の営業所に勤務していたころなので、…
2022年になりましたね。書くのを忘れてました。 ここまででは、前回書いたように、本を1冊読了したほか、映画を2本観ました(いずれもTVですが)。 まず、『ビサイド・ボウイ ミック・ロンソンの軌跡』。ボウイ初期に、スパイダーズ・フロム・マースのギタリ…
僕はこの本を、必要性があって読んだ。いつぞやの本欄で、僕は、60歳を過ぎての収入を、①年金収入、②投機・投資収入、③就労収入の3つに分ける、ということを書いた。この考え方は基本的に今も変わっていないが、③について、もう少し情報が欲しかったからだ。…