日足チャートを、一目均衡表で見ているが、終値で6月4日以来、本当に久しぶりに雲の上に出た。6月のときは翌営業日に押し戻され、15年ぶりの円高局面がここからスタートしたわけだ。いろいろな指標を見ると、今回はしっかりと雲抜けし、パターン的にはソーサーボトムを形成、日柄的に12月2週辺りに85円後半まで円が戻しそうである。
僕は為替はやっていないが、こうなると金相場が気になる。欧州のソブリンリスクは長引くことは確実だが、ここは12月3日の雇用統計がポイントになりそう。感謝祭明けでアメリカ勢が戻ってきて、雇用統計で一気に跳ねるシナリオもありだが、予断は持つべきではない。この世界、何でもありだからね。