Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

今週は感謝祭で、

相場は閑散。閑散に売りなし、ということか、夜間に一回売り参入したが、ちっとも下がらないので早々に退散。今朝は今朝で、野暮用から買いの機会を逸する。まぁ、動き出すのは来週だな。


今週は朝鮮半島情勢と、名古屋市のリコール不成立問題があった。後者は号外が出たほどだったが、僕は選管が再集計を言い出したときから、このリコールは成立しないかもしれない、と思っていた。過去の例だと、リコール途中で集計のルールを変えたことなんてありえない。この報道が流れたときから、選管は、いかなる手を使ってでも、リコール成立阻止に全力を挙げるだろう、と思っていた。野球で言えば「今までは3アウト制でしたが、攻撃しているチームがあまりに打てないので、4アウトになるまで攻撃できるようにします」といっているようなものだ。しかもそれを試合の途中から変えてしまう。選管委員長の伊藤という男、これを平気でやってしまった。もっともこの男、馬鹿ではない。名古屋市民がヨーロッパのように、デモや暴動を起こすことなどありえないことは百も承知である。今後は、伊藤という行司によってトクダワラで踏みとどまった議会側と市長側のあらたなバトル(じゃなかった。駆け引き、と言っておこうか)が始まる。市長側は、知事選、縦覧による異議申し立て、というツールを持ち出してきた。まったく、名古屋の政治情勢は下手な映画を観ているよりよほど面白い。
市長側は、今回の問題の発端はそもそも、名古屋市議会議員の1600万円という庶民感覚から離れた金額を半分に減らし、市民と市議との距離を縮めようとするところにある。この基本を忘れないことだろう。報酬というものは、労働の価値に見合ったものであるべきだ。市議が、これだけの報酬に見合う仕事をしているのか、というのは、市議個人によっても評価は異なるだろうし、判断する我々市民の持っている基準によっても異なるので、決め付けるのは難しい。
国税庁の調査によると21年の民間給与の平均は406万円。1600万円という数字はこの4倍である(この調査結果は男女を含めた数字で、働き方もいろいろな人がいよう)。個人的には4倍だと高いと思うが2〜3倍だと妥当な気がする。特に身近な市議会議員は生活実感を市民と共有していないと真に市民のための政策提案は出来ないだろう。その意味では1000万円以内が妥当な水準と思うがな。