Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

前回、年金記録照合の

求人を紹介したが、これは雇用訓練を受講中の人に対してのものです。本試験の受験生の方は、本試験直前に就労環境を変えるのはやめましょう。


ところで円高が止まらない。僕は多くの日本人が幸福になるには為替の円安が絶対に必要だと思っている。東京円相場の月足を見ると,今回の円高は2007年の年央から始まっている。ちょうど、あのサブプライムローン問題が顕在化した頃だ。あの頃の121円から現在78円。政府はこの間、先進国の一員ということからくる他国への気兼ねからか、為替政策は実に控えめだった。政治家の顔は国内の中小企業ではなく、完全に欧米に向いており、顔色を伺っているだけである。もちろん為替介入で完全に流れを変えることなどできない。特に単独であればなおさらだ。しかし政府が国民の生活を守るという、強い意志を為替政策を通じてもっとはっきりと示すことはできるのではないか、と思うのだが。
一例を示そう。今月12日に東京円相場は80円を突破し、協調介入後の高値を更新した。80円は強力な支持線として過去に何度か機能してきた。ここを割ったということは、すぐに80円台に戻らなければ、今度は80円の水準が抵抗線として機能することを意味する。現状を見ると、残念ながら80円割れの超円高が定着しつつあると解釈せざるを得ない。動きがあるとすれば8月2日の、米国債務上限問題の成り行きか。