発売号で、昨年12月以来、4か月続いた金田一少年の新作『聖恋島殺人事件』が終了となりました。さすがに連載も10回を超えてくると、2〜3か月にわたって推理を楽しむことができます(今回は15回の長編)。ネット上にも犯人をめぐっての推理が飛び交う事になります。今回は、作者が丁寧?に、作中で犯人についてのヒントを散りばめてくれた(と、僕は思っていますが)お蔭で、犯人を当てる事が出来ました。しかし単独犯だったとは。昨年の『白蛇蔵殺人事件』も、作中に決定的なヒントがあったため、犯人を当てる事は出来ましたが、連載回数が短い作品の方が、犯人当ての難易度は高いような気がします。殺人の動機など事件の背景は、金田一少年が犯人を示した後、1〜2号続くエンディングを待たねばなりません。この動機について、読者の納得を得られるものであれば、作品への評価は一層高まりますが、そうでなければ「お前、そんなことで殺人じゃ、割に合わんだろ」という事になります。まぁ、ファンにとってはこういうのも楽しみの一つですが。
次作は7月5日発売号から始まるようです。大原の社労士速修コースでは、直前対策開始前になります。個人的にはオフに楽しめるものがあれば、オン(仕事)の時の力の入り具合も違います。今から楽しみです。