11/18
前回の記事辺りから、取引枚数を1枚増やし、5枚を1単位としている。途中で入出金は何度かあったが、口座資金自体は年初(この頃は基本的に2枚を1単位)から増えており(この間、3→4枚、と一枚ずつ増やしてきた)、5枚なら何とか建玉管理できる範疇だろう、と考えたのだ。
しかし、建玉枚数を増やしたその日から、酷いトレードとなった。16日の零時台から02時台にかけて、金価格が3時間で200円の暴落を見せる中、
① 12932.0
② 12916.5
③ 12858.0
④ 12792.0
と買下がり(つまり、ナンピンを3回)。この時の下落の最大要因は、おそらく円高。円高は裏を返せばドル安であり、円建て金価格は下げても、ドル建て金価格は上昇しトレードに際して実質的な影響は与えないように見える。しかしこれは大きな間違い。円高とドル安、金価格にどちらがより大きく影響するかは、場面場面で異なり、一様ではない。しかもドル建て金価格を考えるにあたってはユーロドルの影響も考慮しなければならない。つまり、ドルが円に対して弱くても、ユーロに対しては強いことがある。この場合、ドル建て金価格は思ったほど上げないことがある。結構複雑だ。
ま、いずれにしろ、この時の下落には為替の影響があったと思う。
相場は週を跨いで18日の10時前から突如200円以上急騰※。①~④はこの道中ですべて利食うことができた。僕は例によって、①②と③④を分けて利食い値を指していたが、それがもったいないと思えるほど一気の急騰であった。
この日は他にもトレードしたが、上記の印象が強すぎて、よく覚えていない。計+6.7万。
※ 18日は名古屋で、植田サンの講演と会見があり、上記円高は植田サンのタカ派発言に備える面があったようだ。しかし会見でもそのような発言は見られなかったので、急速な巻き戻しが起こったらしい。でも、本当のところはわからない。何にでも理由を付けたがるのが相場だからな。
11/19
18日の大引け前に5枚買。取引日を跨ぐ形になったが、同日22時前に決済。実質的にはデイトレ。+3.0万。
11/20
19日の18時台と22時台に計15枚を買建て(平均買単価13084.5)。日足チャートではようやく底打ちの兆しが見え始めたので、ここからは徐々に買い方有利の展開に変わって行くのではないか(この段階ではまだ確信は持てなかかったが、その可能性が出てきたということ)。きっかけは、タイミング的にはバイデン政権によるウクライナの長射程ミサイル使用許可の件だと思う。世界がきな臭くなると金が買われる、といういつものパターン。ここも2回に分け、最初の5枚(13062)は19日の20時台(13091)、残り(13115.5,13075.5)は20日の02時台(13133.5)で利食い。+5.1万。