10/21の19時台中盤に、上表のように売建てた。ただ、タイミング的にちょっと遅れた。僕の場合、こういうことがよくあるのだ。売にせよ買にせよ、慎重に行こうとするあまり、かえってトレードを難しくしてしまっている。自分のクセなのだからわかってはいる。しかし直せないんだよな。この時も売ってすぐに持ち上げられた。日足を見ると、9月中旬以降大阪金標準ベースで10連騰。石破ショックを挟み、更にこの日まで8連騰。歴史的な上昇相場だ。逆に、このような相場であるからこそ、いつ高値修正があってもおかしくない、と考えていた。しかし、この日僕が売ったところは、その場所ではなかった。
基調の変化は日足で見るのが最適と思う。陽線でも長めの上ヒゲを残して引け、次の足で前日安値を割って陰線引けすれば、基本そこから弱気転換だ。しかし実際に行っているのは短期トレードなので、日足で基調が弱気になったからと言って直ぐには売らない。今度は日中足で売りのピンポイントを掴む。今回はそもそも日足でまだ基調転換していないので、明らかに勇み足だった。表でわかるように、この後4時間以上経って、やっと1円幅だけ抜くことができた(利益は19円)。その後、相場は上げ基調が一層強くなり、ここを逃したらほぼ利食いの機会はなかった。そういう意味ではラッキーだった。
表の下部3行は20時の建玉。これで上記の売4枚と同数の両建てとした。この仕切は先程の売玉よりも15分早い23:34だ。ここまでこの両建ての買4枚には利が乗っていたが、23:25以降の下げはきつくなりそうだった。そこで買玉を先に利食ったのだ。この時点では売4枚が利益で終われるか否かわからなかったが、さっきも書いたように、利食えたのはラッキーだった。