7月前半は、05/20以降のナンピン買い下がり玉の利食いと、上昇局面での買いを主体としたデイトレードで想定以上の利益を残すことができた。個々のトレード内容は各日の記事に売買の詳細を載せているので繰返すことはしないが、+23.8万と言う数字は、2022年3月に、現在のやり方でトレードを開始して以来の最高益だ。しかし、月後半は、歴史的な円安の修正局面と重なってしまい、NY金は上値追いで好調を維持しているにもかかわらず、大阪金は極端に動いた為替の影響を強く受け、暴落となった。僕の買玉もそれに巻き込まれ、現在(08/01 大引時点)でも含み損が約70万ほどある。仮に今の価格で全玉を仕切ると、過去3か月に積み上げてきた利益が吹っ飛ぶ計算だ。
まったく、怖いねぇ、先物は。
ところで今、ドル円の週足チャートを見ているが、今回の円安局面の開始時期は、2022年3月、上記のように、僕が今のやり方でトレードを始めた時期と、偶然にも重なっている(それより1年前から、と言う意見もあるかも知れないが、数字の絶対的な水準及び長期線との位置関係から、2022年3月を起点とするのが適切だと思う)。つまり、僕の今までのトレード成績(この月以降、月間ですべてプラス)は、この強力な円安にサポートされていた、と言うことがわかる。しかしこれからはそうも行かないだろう。だからと言ってかつてのような、1ドル100円を割る超円高に向かうのか、というと、それも極端な話だ。長期的なことはわからないが、当面は140円台中盤から150円台前半辺りの中で、居心地の良い場所を探すのではないか、と思う(僕の勝手な思い込みです。ご注意あれ!)。
僕のトレード手法も、今までとは異なるものにして行かなくてはならないだろう。でも「これからは円高だから、売ってりゃいいんだ」的な単純な相場にはならないと思う。なぜなら、2000~2010年辺りの円高の時代にも、円建て金価格は上昇していたからだ。
7月の後半は、買い玉を維持したまま、価格の下落局面では売り(つまり、スタイルとしては両建てになる)で利益を得てきた。ドル円の中期的な方向性が見えてくるまでは、様々な情報に注意を払いつつ、このような短めの取引をするのが良いのかも知れないな。