今日は午前中、ほぼ寝ていた。信託銀行に行くことは決めていたので、昼少し前に起きてニュースを見たら、日経が2000円くらい下げている。自分でもしょーもないと思うが、日経の大きな下げは、大体頭の中に入っている。下落幅ベスト10(と言うのも変だが)のうち、半分くらいが1990年のバブル崩壊に伴う下落だ。今日の下落に迫る規模の下落が、津波のように何度も襲ってきた。1989年の年末に40000円に迫っていた株価は1990年10月に20000円を割り、10カ月で半値になった。
下落幅の最大は、1987年10月の米ブラックマンデーに伴う下げだ。本日の下げは、値幅ではこれに次ぐ歴代2位だが、元々値位置が高かったので、下落率ではベスト20にも入らない(もちろん、5.8%という下落率は決して小さくはないが)。この時期の我が国経済は、バブルの坂を全力で駆け上がっていた。それでも、この下落から回復し、87年10月の高値を凌駕するのに6カ月かかっている。今回、もう一段の下げがあるか否かわからないが、回復にはおそらく数か月かかるだろう。個別株で買いたい銘柄を狙うか、積立NISAをこれから始めるか。それにしても、何も知らずに今年から新ISA始めちゃった人は大変だろうな。
1 08/02 02:06 11805.0S → 08/02 02:08 11792.5B + 12.5 ×3
NY金は中東情勢の緊迫化などもあって、1トロイオンス2500ドルを突破した。ところが大阪金は円高の影響が強く、11800円台からなかなか抜け出せない。僕の含み損も70万円前後で動かなくなっちゃったよ。最近の統計では、米景気は軟着陸というよりも後退感が強くなっているよう。ひと頃のようなドル建て金価格と円高の綱引きだが、時間は多少かかっても、金価格は円高を凌駕すると考えている。
ところで、後からチャートを見て自分の手を振り返ると、大体は、ヘタクソだなぁ、と思う。もちろん技術的な問題もあろうが、デイトレに臨む決意が弱い。
トレーダーとして自分は、ハートは熱く、アタマとテクニックはクールにありたいが、どうも自分に今一番欠けているのはハートのように思える。齢のせい、で片づけたくないが。
それから今日は、いつぞや書いたように、たまっていた証券を持って信託銀行に行ってきた。思ったほど暑くなくて良かったよ。その後いつもの蕎麦屋に。今日は紅生姜天せいろ蕎麦。美味かった。
今晩は米雇用統計、日経に戻りがほとんど入らなかったのは、元々、発表まで様子見の参加者が多かったからかも知れないな。