+12円。
22時直後の下げと22:40以降の上げで獲ったが、現在が冬時間の米国では、日本時間の23時以降に動くことが多い。そこで23時台序盤の下落局面で、本日3度目の参入。しかし、ここで3連勝としたので、連勝はそうそう続くことはないと考え、値動きから目を離してしまったので、23:37から始まる、5分間で30円を超える急落には参入できなかった。でもまぁ、これは仕方ない。4回目の取引に向けてチャート画面に集中し続ける、と言うのも難しいからな。
日経平均は続伸し、29,500円を超えてきた。長期的にここが天井という見方はしていないが、この辺りでいったん小休止した方が良いと思うな。理想的にはいったん30,000円を付け、その後、少し下げたところで小休止、根固めして、また上を目指す、という展開を望むが、実際の値動きはもう少しハードになるかもしれない。なんせ現在は30,000円水準だ、1%動くにしても、10,000円水準のときの1%とは、わけが違う。
ところで、昨年3月のコロナショックからの日経平均の上昇局面で、先物を売り上がったり、日経ダブルインバース上場投信(1357)などを買い続けている投資家も結構いるらしい。このベア型投信は日経平均とは逆の動きをする、つまり、日経が上がると価格が下落するのだ。昨年の急落時に、その後、日経がこれほど上昇すると予想した人はほとんどいなかっただろう。その逆に、一層の下落を予想した人の方が多かったに違いない。ところが、大方の予想に反し、日経は上昇に転じた。このような投信商品を持ち続けるのはとてつもなく危険だ。ところが、この危険な行為をし続けている投資家もいるのだ。
日経がこれだけ上昇しても、市場参加者がすべて利益を出しているわけではない、と言うことがこれでわかる。そして、自分の間違いを認めることが非常に難しい、と言うこともわかる。1357の現在のチャートを見て、僕がこれを買うことはないが、間違っていることがわかったら、極力早く撤退することの重要性を、この投信の現在の状況は教えてくれているようだ。