その後は他の用事が入ってしまったため、欧米時間ではチャート画面を表示してはいたものの、取引に参加してはいない。
日本時間では、11時台に売りで2回エントリー(6,163円及び6,152円)。14時台に買いで1回(6,154円)エントリー。どちらもテクニカル的には安心できる参入局面だったが、最後の買いは、14時に入って直後だったため、最初は「失敗した」と思った。いつぞやも書いたことだが、毎時の最初の5分足などではトリッキーな動きを見せることがあるからだ。ここは、5分足1本ほど待って、方向性を確認してからでも良かったかも知れない。今回は幸いなことに、価格が反対方向に暴れることはなかった。この点はラッキーだった。
獲得値幅は3回の合計でも13円だったが、日本時間での値幅を考えると、これで十分。
日経平均が29,000円を超えてきた。1990年以来、約30年6か月ぶりだそうだ。この年のことはよく覚えている。同僚の持っている土地が数億円で売れ、彼はその直後に会社に現れなくなった。もう一人の友人は、信用取引で数千万円の損失を抱え、親からの資金援助で何とか生き延びた。バブル期ならではの出来事だったな。ちなみに、当時の東証1部のPERは60倍!を超えていた。尋常ではない水準だ。今の日経とは比べられないだろう。
日経平均は、22,000円を超えたあたりから、節目の水準を突破するたびに、「これはバブルではないか」という記事が新聞や雑誌に度々載っている。そのうち、かつてのQレシオのような、高すぎる株価を正当化するような、妙な理論が突如として現れるかも知れない(あるいはQレシオそのものが復活するとか)。そういう状況になったら、これはおかしい、と思うべきだろう。でも、今はまだその時期ではないと思う。