なかなか面白い相場つきです。NYでは米国の経済指標にこのところ強いものが多く、景気持ち直しへの期待感から株式市場に資金が流入、金利は上昇気味、金利のつかないゴールドの価格は、どちらかと言えば停滞しています。ユーロ・ドル相場は、ユーロ圏の財政問題への懸念が遠のき、ユーロ高ドル安方向に動いています。この動き自体はドル建てで取引される金価格にはプラスに作用しそうですが、ユーロ懸念が遠のく=安全資産としての金の需要減退、ということにもつながり、ドル安の割にはドル建て金価格は上昇していません。こうなると通常は円建の金価格にもこれが影響し、弱含むような感じを受けますが、国内は中期的には完全に円安トレンドに転換しており、円建金価格は4890円手前まで上昇しています。つまり現在の国内金価格は、NYとの連動性が薄れてきており、テクニカルにおいてもいくつかの要素を注意深く見て慎重にトレードする必要があります。
ところで、僕の先輩が東京で、社会人教育の専門機関を立ち上げました。今季以降僕も何らかの形で協力させていただくことになりそうです。今考えているのは「ちょっと変わった社労士講座」。例えば、過去問、それも半端でない年数を解く講座、あるいは制度趣旨にとことんこだわった解説講座。
それからここでは、日頃のトレーディングで僕が実践していることも、その一部をお話させていただこうと思っています。具体的には、
1 テクニカル指標についての情報は巷に出回っているので、ここではその使い方
2 逆に行った時の対処、損切り、倍返しドテンほか
3 資金管理と目標値幅
4 僕が肝に銘じている相場格言
5 仕掛け時。動かないときにはやらない。
目新しいことは何もありません。一度無料で、勉強会のような形で試行してみたいと思います。