Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

講義開始にあたって、

学習上の諸注意を話しましたが、伝わっていなかった部分もあったかもしれません。以下に、第1講の冒頭でお話したことを、若干補強して、改めて列挙します。
1 テキストとトレーニング問題集を中心とした学習
 択一トレ問はABにランク分けされている。Aを優先するが、最終的にはBも解くこと(出題者の頭の中にはABのようなランク分けは無いか、稀薄かもしれない)。選択トレ問では、第1章のAランクは必ず解く(意識的に選択式の準備をしていないと解けない問題なので)。第2章は過去問題だが、択一とは異なり、選択式では過去問がそのまま繰返して出題されることはほとんど考えにくいので、慣れる程度で良いだろう。第3(4)章の「文中ヒント問題」は本試験対策として有用だと思う(本試験ではまず間違いなく、この種の「未知の論点」が出されるので)。
 いずれにせよ、テキストと択一トレ問をやる事が、イコール選択式の重要な対策になるので、選択式の出題を必要以上に恐れないこと。
2 学習上の工夫
 マーカーやシールを工夫して「意味のある強調」をすること。テキストには「頻出」アイコンがあるので、それを優先的に復習することも良い。大原のテキストは若干保守的だがかなり良く練られていることは間違いない。充分信頼に値するので、僕が講義で「ここは参考まで」とか言ったところ以外は、きちんと一通り読んで欲しい。重要度の細かいランク付けは、個人的には重視しない(出題者と見解が異なる事も充分予想されるので)。
3 速修は講義の速度が速い
 1回の講義で相当の分量を学習するので、板書はスマホの写真機能を使うと良い(板書時間が短縮できるし、後で見ながらゆっくり検討できる)。録音して通勤時間等を利用して耳から復習するのも良い方法(僕はこの方法をよく使いました)。また、フォローすることがあれば、このブログで行います。
4 予習
 特に初学者は、可能なら一通り通読することを勧めます(無理なら「解説」だけでも)。これによって、わかる箇所とわからない箇所を講義を聴く前に判別でき、より効果的に講義を利用することができます。
5 復習
 必ず行う。学習経験者は、既にわかっている箇所は飛ばしてよい。理解が進んでいる人は、択一や選択トレ問から入り、そこで間違えた問題とその周辺分野を重点的に復習する(つまり、問題集から入る)、という選択肢もあるかと。学習時間を効率的に使える。
6 条文集の使用
 労働法全書(労務行政刊)は、本則の後に関連通達や判例が載っていて、使いやすい。また、本則の条文ごとに改正経過も載っている。ただ、分厚く価格も高いのが難点。インターネット六法では「法令データ提供システム」がお勧め。テキストや問題集に書いてある根拠条文は大半はこれでカバー出来よう。告示や通達は厚生労働省のホームページにある「所轄の法令等」→「法令等データベースサービス −通知検索−」から入れる。ただ、これらは受験生向けに書かれているわけではない。受験生としては、条文・細則・通達・判例が、必要なものはすべてカバーされている1冊本の参考書が出ているので、それを辞書代わりに使う手もある。これなら出費も労働法全書の半分以下で済む。
7 サブノート
 サブノートは使わず、板書事項等はテキスト余白に書込んだり貼付したりして、情報をテキストに一元化する。こうしておけば直前期の復習を効率的に行える。

こんなところです。頑張っていきましょう。