市場に不安がこみ上げてくるときに見られる、初期症状だ。昨夜の米国時間では、20~23時台までで4回のトレードをしたが、取れたのは6円。FOMC前で動かないだろうとは思っていたが、3時間のちゃぶつきには閉口した。日本時間では寄り直後の伸びたところで買い参入したが、ここで買うならもう少し早くエントリーしないとな。直後の急落に巻込まれ、14円の損。その後は断続的に見ていたが、新たなエントリーはしなかった。
日本時間後場は前場以上に冴えない。ニュースでは、米国でコロナ第2波への警戒ムードが強まっているとある(感染者が200万人を突破だと)。今の世界は、コロナ第2波に対し、戦々恐々としている。特に米国では例の黒人差別問題で、あの感じだ。それもあって、第2波に対する懸念がより強く意識されているのかも知れない。通常、こういう場合は金は買われるのだが、市場混乱の初期では、リーマンの時も今回のコロナ第1波の時も、換金需要が発生するので最初は売られる。現物価格を確認すると、案の定10ドル程度下げている。僕がこのニュースと金現物価格を見たのは13時を過ぎていたと思うが、先物もその後目立った動きは無く、だらだらと下げるだけであったようだ。
そんな中で、ナスダック総合指数がついに終値で10000を突破した。2000年のITバブルの時に同指数が5000を突破したとき、日米株価の余りの差に絶望したものだが、そこと比較しても2倍か、、、。日米株価がこの後どう展開するかはわからないが、現物株に投資する場合、コロナ後は銘柄の吟味が一層重要になってきそうだな。