昨夜の米国市場は、日本時間の03:00からのFOMCと議長会見を受けて、金価格も乱高下した。逆に言えば、それまでは、23:00前後のスパイク形状による急落時以外はあまり動かなかったが、実はこれに巻込まれてしまった。
押したところを買ったつもりが、その後に一段のでかい押しに飲み込まれた。まぁ、FOMCの時は乱高下が多くあるので、まず間違いなく戻るだろう、との見立てをし、ここは耐えた。また、このような見立てをしていたので、ストップを外してしまったが、これは、いかなる理由でも許されないものだ。結果的には僕の見立て通り、急速に戻して、その道中で利食うことができたが、これが最初の幸運。
2度目の幸運は、03:00過ぎにFOMCを受けて買い建てた時だ。いったん下げたところ、すぐに戻してきたので買い建て、4円幅ですぐに仕切ったのだが、記録を見ると8円取れていた。先日と同じミスをやらかしてしまった。僕はよほどの好機でない限り、仕掛けは基本ピンだ。この時もそうだったが、買ったら直ぐに値が上がって行ったので、仕切るまで気付かなかった。
その後、03:30以降のパウエル議長会見を受けての上昇局面で、2度の買い参入で7円獲得し、03:45にすべて終了してやすんだので、直後のスパイク的な急落は朝起きるまで知らなかった。
この日は2度のミスが、いずれも相場状況によって救われ、利益で終わることができた。こんな幸運はそうたびたび起こるものではないことを記憶しなければ。