更新をしなきゃな、と思いつつ、夜中まで寝てしまった。OHの代講で、久しぶりに朝と夜に講義を行う。昼はHAで打ち合わせがあり、その後いったん帰宅し、相場をチェックしてびっくりした。貴金属とオイルが急落。お蔭で僕の持ち玉の値洗いは急速に改善し、プラスに転換した。ちなみに昨日現在で、東京ガソリン・東京金・東京一般大豆を売っている。経済紙などでは商品市況の高騰を連日伝えているが、僕は売っていたのだ。日足チャートを読むと、東京金では2日に弱気の抱き線を示現。東京ガソは同日、高値で黒三平を完成。いずれも弱気サインである。ただ、売りという点で言えば、シカゴ大豆期近の日足チャートが最もはっきりしている。シカゴ大豆期近は先月27日に直近高値である1009セントを付けたが、RSIは以前の高値時の値を抜けずに80近辺で逆行現象をみせている。そして昨日のシカゴ市場での急落、とテクニカルの教科書通りの動きである。僕の売り玉にも利が乗ってきたが、相場は1ヶ月かけて上昇しても、3日で元の地点に戻ってしまうこともあり、今度は利食い場を誤らないようにしなければならない。
本日は前述の東京ガソの売り玉を寄り付きで利食い。もう少し持っていようかとも思ったが、昨日のNY原油の長い下ヒゲが気になった。NY原油は確かに天井を形成しているように見えるが、すんなりと80ドルを割れるか、ということになると、そこまで言い切る自信はない。よってひとまず仕切り、弱気が確認できた状況で売り直せばよいだろう。東京金は昨日の下げでRSI70以上で逆行現象をつけている。ただ、70というのは、まだ上があったとしてもおかしくない水準であるし、金の場合は為替相場に強く影響されるので、円安に進むと、思ったほど下げないかもしれない。
鬼頭さん、日経平均上がってきましたね。お母さんも喜んでおられるのでは。日経平均を日足で見ると、2日に一目均衡表の雲を抜け、「買い」の時代に入りました。もちろん基準線も上向き。トレンドの強さを示すADXは20を割らずに下降から横ばいに転じました。これでADXが25を超えて上昇してくるようだと、目先は強そうです。中期的に見ると、週足ではまだ雲抜けを果たしていません。ここが抜けてくるようだと、年末には年初来高値が見えてくるかも。サブプライム問題は、欧米系金融機関の決算が出揃えば、むしろ”あく抜け”として捉えられ、8月のような大きな影響はないような気がします。むしろ気になるのは、サブプライム問題から派生する、米国の消費や雇用関連の統計ですね。まずは5日の雇用統計に注目かな。
