Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

20日の相場は散々。

偉そうな事を言っておきながらわずか1日で収益率20%台に逆戻り。20日の手は検証する必要がありそう。売買譜(チャンピオンシップ参加者だけの限定サイトで、毎日自分のトレード履歴を確認できる)を見ると1勝4敗。先物の売買単位で見ると、14枚張って勝ちが3枚で敗けが11枚。情けない。チャートを見ると東京白金の後場は典型的なBOX相場。ボリバンの+2σで売り−2σで買えばよいだけの話である。しかし実際は逆の行動に出たわけだ。と言うのは白金の、特に15時以降は、上にせよ下にせよ特に派手に動く傾向が強い。それを狙おうとしてことごとく裏切られた。
対処法は一つだけあった。ADXをもっと慎重に見るべきであった。後場のほとんどの時間帯で2本のDIよりADXの方が下に位置している。もちろんそんなことは解っていた。それでなぜ失敗したのか。フライングである。FJ誌05年7月号では、「ADXが20未満のときはオシレータを使う」と書いてある。ワイルダーの原著では「ADXRが20以下ではトレンドフォローには適していない」とある。20日はきれいなノーマルデイだった。
相場は寄付きから大引けまでずっと一方向にトレンドが続くことはあまりない。その間、相当の時間は「もみあい」である。この日の課題は「もみあい」期にどう収益を確保するか、と言う問題を突きつけた。これに解答しなければ。
ただ、こんなことがあったにもかかわらず、タイコム証券のHPを見ると週間伸び率ランキングでは、以外にも3位に入っていた。理由はおそらく二つ。一つは他の参加者ももみ合い局面を収益化するのに苦労したと言うこと。もう一つは、確かに負けは11枚あるが、1枚あたりの損失額が小さいこと。ストップロスを予めセットしていたわけではないが、頭の中で「幾ら逆行したらロスカット」と決めていたので、それを励行したのが不幸中の幸いであった。