今年度の受験申込者数は約62000人だそうだ（昨年は約58500人）。過去に遡ってもＨ15・16年に次いで3番目の多さ。理由を僕なりに考えてみた。
１ 景気の不透明化（資格試験業界は世の中が不況のときに比較的調子が良くなる。つまり景気が悪い方向に向かいつつあるということ）。
２ ＡＤＲなど、社労士の仕事の幅が広がりつつある（努力次第では使えそうな資格である、という認識）。
３ 過去2年連続して申込者が減っており、また、昨年久しぶりに合格率が10％を超えたので、「頑張ればいけるのではないか」という思惑（確かに頑張れば裏切られることは「比較的」少ない。しかし「運」もこの試験では悪戯をすることもある）。
４ （これは今回に限ったことではないが）受験資格を「少しずつ」拡大しているので。
まぁ、申込者が増えたのは、これらの複合的な要因だろう。
受験生の方は、合格率や合格者数がどうなるのか心配だろうが、今からそんなこと考えても仕方ないので、まずは「あしきり基準点」に引っかからないように全力を尽くすこと。昨今のこの業界の状況を考えると、合格者数を絞ることは考えにくいので、今後行われる模擬試験や答案練習で、「正解率が高いにもかかわらず自分が間違えた」設問に特に注意して復習すること。問題の難易度に関係なく1点は1点である。今後は「1点ずつ頭の中に点数をかき集める」という感覚で（難しい例えだな。つまり、貪欲に、億劫がらずに）学習を続けてください。
今週はＯＨの講義は無し。ＨＡの教材の最終チェックが昨日終了（これには月火の大半を費やした）。本日から明日にかけてはＭＰのキャリアカウンセラー養成講座の質問対応。
チャンピオンシップは20ポイントのジャンプアップで、昨日の9位から5位に上昇。前回の日記に書いた修正点＋αにより、本日は手がけた8枚は全て利食うことができた。ただ、収益率はまだ44％でトップ（250％超）とはかなりの差がある。感覚的には、ようやく先頭集団の最後尾に追いついた感じ。
