日中取引では力強さに欠けた。僕も金とゴムを少し取引したのみ。外電が急落しているので月曜の東京は軒並み下げるだろうが、その中でもゴムは比較的基調が強いので注目している。ちなみに僕は、中期的に高いと思っている。
中国版ナスダック始動(31日付中日新聞10面)。新興国の熱気が伝わってくる。日本では90年のバブル崩壊以降20年経過するが、株価は当時の4分の1である。ちなみに香港H株は2000年から現在までで6.5倍、ブラジルは3.5倍。株式投資をやろうとするなら、相当な勉強をして新興国で勝負するか、日本株の中でまれに現れるダイヤモンドを見つけるか、のどちらかしかないね。どちらも大変な勉強と忍耐力と運が必要かもしれない。しかし出来ないことではない。やり方しだいというところか。
ダム問題や、日航の再建問題で、前原国土交通大臣が連日ニュース画面に出てくる。そして地元住民や日航の企業年金受給者から相当なバッシングを浴びている(らしい)。僕がこの大臣に注目するのは、特にダム問題についてであるが住民に不人気な政策を、曲げずに進めようとしているところにある。ずっと前の話になるが、朝日新聞が当時のサッチャー政権に対し、「国民に不人気な政策を平気で進めている」趣旨の批判をしたことがあるが、本来、政策というものは国民の人気取りとは別次元の話だろう。政治家というのは、様々な方面からの批判に折れない強靭さが、当然求められよう。前原にはそれがあるような気がしてきた。これらの難題をどう解決するのか注目だが、この結果次第ではひょっとしたらこの男、将来(大統領、じゃなかった)首相の器があるかも。
(と、今入ってきた記事)自民党が今回の衆院選で示した公約撤回のニュース。「自民党政権構想会議(議長・谷垣禎一総裁)は、次期衆院選からの国会議員の世襲制限を撤回する方針を決めた」。この党が選挙公約を選挙後に無しにするのは驚くには値しないが、それほど人材がいないのか、、、。