Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

台風12号の接近による

暴風の音で目が覚めた。昨日は日本時間21時30分に米国の8月雇用統計の発表があったので、不用意なトレードは出来なかった。発表された数値はかなり弱く、NY先物、LD現物共に1880ドルまで上昇、という状況だったので基本は買いから入ったが、最後の1回だけは売ってみた。だけど怖かったのですぐ仕切ったよ。日足チャートを見ると8月10日辺りから金価格は急上昇を始めているので、8月上旬に値頃感から売り立てた者は、すべて損失を抱えていることになる。例えば、8月3日に4100円で1枚売った場合、現在の価格は約4700円なので、600円の損失である。倍率は1000倍なので1枚あたり60万円の損失、ということになる。先物市場に参入している個人投資家は手っ取り早く儲けるために売りから入る者が多い。価格下落の場合、価格上昇の時より倍のスピードで動くからね。しかし僕が思うに、相場で最も怖いのは、最安値圏にある価格が上昇を始めたときである。それこそ暴力的に上昇する。こんな時に売り玉を持ち続けたら破産に直行である。僕はこういう状況になった人を知っているので、自分の実際の取引は極めて地味である。それこそ4700円で買ったものが4701円になったら売る。この繰り返しだ。もちろん、自分で設けた一定のルールに当てはまらない時は、エントリーそのものを見送る。ルールに当てはまり、タイミングも合ったときは、それなりの値幅を取れることもあるが、欲張るとろくなことはないので、ほどほどでやめておく。



今日は荒天になってしまったが、OHでは社労士試験の合格ライン予想会を行うことになっている。その資料を1日早く昨日いただいた。注目の選択式だが、救済が入りそうなのは労災、労一、社一の3科目程度か。ところで、労一の問題文に、日経連のことが出てくるので僕がもっている『改訂新版 人事・労務用語辞典』(日経連出版部)を開いてみると、電算型賃金の話がちゃんと載っている。僕がもっているのは平成10年に出た第2版だが、その後もう1回くらい改訂されているんじゃないかな。この時期までは社労士試験に労務管理がよく出題されていたので、ひょっとしたら持っている受験生もいるかもしれない。今後、労務管理分野の出題が続くかどうかはわからない。しかしこの本は小ぶりで読みやすく説明されているので、改訂版が出ていれば持っていてもいいかも。