ご覧になっている方で、今年の社労士試験を受ける方は、念のため、昨年11月以降の日記を読み返してください。各クラスの講義で話せなかったことを記載しています。科目と該当ページは、その都度記載していますので、読めばわかるはずです。
初学者の方は、僕の講義とテキストをきちんと理解しているだけでは十分ではありません。これにプラスして「きかれたことに答える力」を養わなければなりません。それには答案練習が一番です。
上級者は、僕の講義とテキストは理解しているでしょう。後は「どこからでもかかってきなさい」と言えるくらいに答案練習をすることです。上級者の一部に、トレ問(=過去問)の答えを覚えてしまっている人がいます。くり返しこなしていると、知らず知らずのうちにそうなってしまうのかな。注意してください。そういう人は予想問題などに取り組んだほうが良いかも知れません。
統一模試1では、労働一般の択一でテキスト未掲載事項(統計)が出題されていますが、本試験でもこういうことは十分想定されます。できれば今回の出題根拠になった統計の原資料にあたってください。簡単に検索できると思います。
ところで、中日新聞6月8日朝刊19面に、宗教学者の山折哲雄氏が、パワーポイントについての疑問を書いています。僕がこのソフトの登場以来、漠然と感じていた疑問を、シンプルに言い当てています。僕の講義でも、テキストと問題集、講義としての語り、そして若干の板書。これだけで完結させるのが理想です。しかしこれがなかなか難しい。まだまだ、磨かなければいけないことが多いですね。