第１回目でした。初回ということで結構力が入ってしまいました。はじめて僕の講義に出席された方にはわかりにくかったかもしれませんが、僕の講義はテキストを基本としつつも、今日のように、それ以外に２つの要素を取り入れています。１つは過去に一度も出題されてはいませんが、今後出題されてもおかしくないと考えられる箇所（僕が講義でよく言う「臭う」箇所）。もう１つはかなり昔に出題された論点（大体過去20〜30年くらい。こちらはあくまでも用心のため）。この２点は（あくまでもテキストをきちんとおさえた上でのことですが）知っていると、余裕が生まれます。気持ち的な余裕、ゆとりを持つことは、国家試験に望む上で大切なことです。ただし、これらを完全に話そうとすると際限なく延長してしまうので、今後は必要に応じてこのブログを活用していきます。
上級の新教材「演習サブノート」は、昨年の上級ＰＣの発展形です。テキスト未掲載論点を含めて難しい問題はほとんどありません。授業回数にとらわれることなく進めていってください。ちなみに今回の箇所では、
P20選択式の２はこのブログで昨日紹介した内容まで知っておいたほうが無難です。
P21オについては、講義でお話した長男と長男の友人が同様の労働条件で働いていれば、長男の友人と同様に、長男も労働者になりうる、ということです。
P27エについては、「社会通念上正当と評価される作業所閉鎖」とは、防御的な意図をもって行われるものを指します。
