OH初学クラスの忘年会が22日にあった。僕も楽しい時間を過ごすことが出来た。むとう君はじめ、企画された方、お疲れ様でした。ところでむとう君、君が最初に質問に来たときのことを覚えているが、この数ヶ月で表情が変わってきたね。何かに一生懸命取り組んでいるときの表情だよ。これは受講生の方皆に言えることだが、社会に出てしまうと、年齢もバックボーンも異なる人たちが、同じ目標に向かって一つのことを継続的に行っていく機会、というのはかなり限られてくる。今回、折角こういう機会を得たのだから、この縁を大切にしてください。
ところで、26〜27日で東京に行ってきた。品川駅で降りて最初に目にしたのは京品ホテルの第1京浜に面した壁一面に張られた赤旗！ このホテルは現在、リーマン系の債権買取会社がらみで労使紛争に発展しており、解決の目処が立っていない。旗を見ると檄文が書いてある。「ハゲタカは出て行け！」「団結」等々。しかし「リーマンショック」以降のわずか3ヶ月で、時代が変わってしまった。「ハゲタカ」という言葉そのものが昔のもののように感じられる。
その後、竹下通りに移転したストーンズの専門ショップ「ギミーシェルター」で、有名なベロ・マークのネクタイを探すが、品切れ（残念！）。銀座のTOCOMスクエア（東京工業品取引所の開設しているサテライトスペース）に立ち寄るがちょうどラジオの公開収録中。出演の評論家氏が「史上初の恐慌」と言っていたが、僕もそう思う。とにかく、アメリカの住宅バブルの崩壊が発端になっているので、アメリカの住宅価格が上向かない限り、この恐慌は終わらないだろう。29年の大恐慌を終焉させたのは第2次大戦の開戦準備（における経済活動）だった、という話を何かの本で読んだことがあるが、今とても同じことは出来ないしね。
ケンテイの橋爪氏とは歌舞伎町で飲む。深夜というのに騒々しい町である。久しぶりに会ったので、お互いが持ち寄った仕事のアイデアなど、いろいろな話をした。
帰宅後、PCを立ち上げたら「飯島愛自殺？」のニュース。今年、渋谷警察署に相談をしていたらしい。僕はこの人のことをよく知らないが、僕に相談してくれたら、社労士受験を勧めただろうな。こういう人は心身症に親近感があるだろうから、カウンセラーの仕事では、クライアントと一緒に沈んでしまうかも知れない。しかし社労士なら、カウンセラーとは距離があるが、このような素養が必要になる局面もある仕事だ。どちらにしても、まだ若かったのに、惜しいね。
更に見ていくと、「派遣解雇男、無銭飲食で逮捕、所持金14円」とある。「所持金」で調べると「9円」「183円」と出てきた。特に「183円」氏は、警察の厄介になれば、食事も寝具も手に入り、年が越せるというのが動機のようだ。こういう現実に対し、「定額給付金」という政策は、ちょっと的外れな気もするな。
毎日jpをみてたら、「中高年の資産運用」という記事があったので開いてみたところ、いきなりFXだよ。小見出しに「リスク管理熟知も大切」ときたもんだ。「も」ではなくて「リスク管理」こそが最重要だろうが。
