Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

今日、OH名古屋校の

K山先生から、先日僕が書いたメッセージを送信していただいたので、ここに掲載します。K山先生には、僕の面倒な要望に迅速に対応していただき、感謝します。


直前の2日間程度でテキスト類の「総ざらい」を必ず行ってください。+目的や理念などの条文確認も忘れずに。難解な選択肢が出たとき、目的・理念が解答のヒントになることがあります。


メッセージ前半の「総ざらい」についてはこれまで何度か述べてきた。テキストのどこに何が書いてあったか、を確認する作業である。後半の「目的・理念」については2つの意味がある。
第1は、「目的・理念」そのものが出題されたときの対策として。
第2は、学習していない論点が出題されたときにヒントとして。
具体的には、実際に労働法全書などの六法を引いていただくのがもっとも望ましい。それが不可能な人は、直前対策講座で配布した「横断まとめ」を使うといい。この本の第1章に、労働社会保険関連法令の目的条文が整理して載っている。僕の講義ではこの辺は結構詳しく話したはずだ。
例えば、キーワードと各法の結びつけを行うだけでも、抽象的な目的条文を学習するきっかけとなる(以下のような感じで)。
「国民の共同連帯」→高齢者医療確保法、介護保険法、国民年金


「安全と健康を確保」 →安衛法
「安全及び衛生の確保」→労災法


「人口構造の変化」→雇用対策法
「就業構造の変化」→パート労働法
「産業構造の変化」→最低賃金法、確定給付企業年金法
「家庭及び地域を取り巻く環境の変化」→次世代法


高年齢者雇用安定法
「高年齢者」 →安定した「雇用の確保」の促進
「高年齢者等」→「再就職」の促進
「定年退職者その他の高年齢退職者」→「就業の機会の確保」


他にもいろいろな切り口があると思うので、想像力を働かせながら目的条文を読んでみてはいかがだろう。