Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

このブログでは、過去にも

何度か小沢一郎について書いてきた。この男が今回、検察審査会の強制起訴議決を受けて、強制起訴されることになった。検察審査会については、行政書士の参考書にも出てくるものもあり、概略は知っている。しかし今回このような結論に至った経緯については、ちょっと分からないところがある。最近始まった裁判員制度と比較しても、分からない部分が多い。小沢本人は検察審査会について「秘密のベールに包まれている」と批判しているが、確かにそのような感じがする。今週の週刊ポストはまだ読んでいないが、、、。
小沢の報道を読んで思うのは、日本人は本当に政治と金にはうるさいなぁ、ということである。ちょっと病的な感じがする。大体、人間には真っ白な奴はいないし、真っ黒な奴もいない、というのが僕の感覚である。もちろん、ほとんどビョーキ、ならぬほとんど真っ黒、ほとんど真っ白、という人はいるだろうが、100%の黒や白、という人が本当にいるのかどうか、僕はいないと思う。ところが日本の有権者の多くは、自分のことを棚にあげて政治家に100%の白、を求める傾向が強いと思うのだ。笑ってしまう。
クリントン元大統領は、在任中にモニカ・ルインスキさんとの不倫スキャンダルに見舞われたが、90年代のアメリカの好景気をオペレーションしていた中心人物として、2期を全うした。イタリアのベルルスコーニ首相は、やりたい放題だが、いまだに君臨している。
僕は以前、菅、小沢、小泉を重要な政治家として挙げたが、このうち2人は首相になった。しかし、90年以降の日本の政治史の中心人物は、やはり小沢だろう。小沢を嫌う人も多い。かく言う僕もそれほど好きな政治家ではない。しかし、政治家にもっとも必要な実行力やリーダーシップ、というのは、この3人の中では小沢が最も持っていると思うのだが。もちろん、小沢首相誕生をつぶした最大の功労者は検察である。僕は06年1月のライブドア事件以降、この組織を信用していない。別に新興市場株で損したわけではないが、捜査のタイミングが恣意的なのだ。小沢のときもそうだったろう。直感的に、完全にストーリーを組立てて動いている組織だな、と思ったね。今回の村木厚子さんの事件でもそうだ(組織がこんなに腐っているとは、さすがに思わなかったが)。


ところで自民党稲田朋美議員の衆院本会議での質問が一部で話題になっているが、この人、それほど汚い言葉を使って質問したの? まぁ、分かるような気もするが。