合格発表がありました。ちょっと想定外がありましたね。合格者数は2666人で、３年連続減少。合格率5.4％は平成６年の6.8％を大きく下回り、過去最低です。選択式では社一が１点、労災が２点。僕はこの組み合わせは逆になると思っていました。労災は、規則まできちんと見ていた人は救われたかもしれませんね。
大原の教材は、最近の傾向に合わせ、よく練られた教材です。したがって、ツボにはまれば高得点が期待できます。しかし出題者側もそのへんは心得ているとみえ、今年の労災（選択）のように、どちらかと言えば突飛な感じの出題を確信犯的にしてくることがあります。これに対処するには、どうしても、メインストリームから外れた部分についてもある程度気を配った学習が必要になります。このような部分については本論講義の時間では話せないこともあるので、僕が試験対策上必要と考えるものは、昨年同様、このブログで記述します。
僕は、講師の役割はナビゲーターだと思っています。合格まできちんと受講生をナビゲートするのが仕事です。僕は基本的にテキストに忠実ですが、どちらかというと制度趣旨、背景説明に重点を置きます。これらは試験に出ない、と考える人もいますが、趣旨や背景（時代背景も含め）がわかれば、制度の内容をより理解できます。こういう観点からの学習に興味のある方は、どうぞご出席ください。ちなみに今年は、水曜（初学）、土曜（上級）、日曜（速修）を担当します。
ところで話は変わりますが、『たてしな日記 抄』買いました。調べたところ、限定2500部で、増刷はしないとのこと。版元や、アマゾンなどのネット通販には在庫なし。ひょっとしたら、松竹にあるかもしれないと思って調べてみたが、これがあたった。送料込で4700円と、ちょっと高かったが、「麦秋」公開時のポスターや原節子さんの絵はがきがおまけについてきて感激。早速部屋に飾ることにする。超特異な小津映画創作の秘密が少しでもわかるか。ぱらっと見た感じでは、小津監督の癌発病前後の様子や、生涯独身を通した同監督の晩年に現れた女性などが書かれている。
今日、22時30分に米国の10月の雇用統計が発表されます。僕は今回も、ドットコモデティの動画配信で、このイヴェントを楽しむ予定。発表後、相場に一定の傾向が出てきたら参入するかもしれません。毎日５円取れればＯＫ。ダメなら早々に撤退です。
ホタルイカさん、合格おめでとうございます！！
上記記事を書く前にコメント欄の確認をしていなかったので、ホタルイカさんのコメントに気づくのが遅れました。済みません。それにしても本当に良かった。努力が報われましたね。よろしければコメント欄にメールアドレスを記載して送ってください（僕が確認するだけで、公開はされません）。折り返し僕のメアドをお送りします。今度酒でも飲みましょう。
