21000円を超えました。21年ぶり、と言うのは驚きです。バブルを知っている人間としては、まだまだショボい数字ですが、当時と今とでは日経平均の構成要素は大きく異なる(2000年に、物議を醸した大幅な銘柄入替があった)ので、単純な比較はできないような気もしますが。色々な所で話していますが、ここからまず重要になってくるのが、平成8年の高値22666円でしょう。ここを捉えない限り、それ以上の高値に挑戦は出来ません。もしここを超えると、その次は、いよいよバブル経済末期、平成3年の25254円や27270円が待ち構えています(まぁ、この辺りまではまだまだでしょうが)。
日経平均は毎年、数千円の幅で高下します。大きな下落は今後も間違いなく起こります。その時に20000円を維持するか、あるいは大きく下回らない、という事は、重要です。そのためには、なるべく早い時期に前記平成8年の、バブル崩壊後の戻り高値をクリアし、その後数千円の下落があっても、20000円前後で踏みとどまる事が出来るような状況を作っておく事が必要です。
色々な意味で、ここから先は見ものです。