2007-07-14 夏になると観たくなる映画がある。 大林宣彦監督の「廃市」がそれだ。大林映画は相当昔から観ている。この作品が最も好きだ、というわけでもない。だけど、不思議なもので毎年7月ころになると、「今年もそろそろ観ようか」とか「この夏は何度くらいこの作品を観るかな」などと考える(一度も観なかった夏もあるが)。この映画のどこが好きか、というより、「夏休み」の映画だから好きなのだ。大森一樹監督の「風の歌を聴け」も「夏休み」の映画である。こっちもよく観る。 結局僕は「休み好き」なのだ。