その後はろくな事がない。今日は寄り付きで貴金属を損切り。昨日『ガイアの夜明け』を見た人が一斉に買った訳でもあるまいが。しかし、下手に迷わず寄り付きで処分したことは、結果的には良かった。金はともかく、白金は予想以上の強さだ。僕は中期的には貴金属は強気に見ているが、目先は下げると読んでいた。しかしここは一度退散。このような決断はとても大切である。番組でも、FXの失敗でマイホームの頭金として貯めておいた1000万円を11万円に減らしてしまった主婦が出てきたが、僕はもっとすさまじい例をいくつか知っている。損切りは大切だ。一般大豆とオイルの売りは保持。
鬼頭さん、デリバティブをしたいのなら、十分勉強して、慎重にはじめるべきです。しかし、商品相場に触れる、というのなら貴金属の現物投資が一番良いと思います。僕も10年以上経験がありますが、はじめたときは金がグラム1200円、白金が1400円くらいでした。その後金は800円くらいまで下落しましたが、今では金は2800円、白金は5000円です。僕はこの間一貫して少しずつではありますが、ずっと買い続けています。この間、先物の損を貴金属の現物売りで相殺したこともあったし、マンションの頭金を作るために売却したこともありました。しかし現物の買いはこれからも今以上に力を入れるつもりです。理由は簡単、貴金属だからです。つまり、時代が変わっても価値がゼロになることは絶対にない。FXや商品先物といった証拠金取引や、有価証券との決定的な違いがそこにあります。
有名な業者は、三菱商事や田中貴金属です。一度研究されてみては。
