Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

米国の雇用統計の結果は、

すでに報道されている通り、失業率は10.2%と大きく悪化し26年ぶりの水準とか。これを受けてドル建て金価格は1100ドルを一時突破。ドル安が続く限り(当分続きそうである)金の高騰はとまりそうもない。短期的な上下はあるが、仮に今後1000ドルを割ることがあれば、それはバーゲン価格と考えるべきか。金は通貨としての役割を日増しに強めているような気がする。ところで最近「ジョブレスリカバリー(雇用なき景気回復)」という懐かしい言葉が再び言われだした。90年代初期のクリントン政権時代に言われた言葉だ。労働経済の勉強をしているものなら、雇用関連指標は基本的に景気の遅行指標であることは知っていよう。今回の数字が市場予想よりも悪かったとしても、そう驚くほどのものではない。しかしNYの先物市場は金を除いて下落。週明けの東京市場円高の進行もあって売られそうである。しかし雇用統計の数字はすでに過去のものであり、売りが売りを呼ぶ展開にはならないと見る。僕の予想は月曜は下げ、火曜からは元の上昇基調に戻る、というもの。別に僕が「そうあってほしい」と願っているわけではない。僕としては上下どちらであれ、動きさえすればいいのだ。ただ、僕は月火とNTAAの講演会を聞きに東京に行くので、この間はトレードできない。デイトレードは安定した収益源なので、1日でも欠かしたくは無いが、今回はしょうがない。
ところで円建ての金価格は、80年の史上最高値の半分にも満たない。これはプラザ合意以降急激に進んだ円高が原因である。しかしこれからは資源国通貨が高くなるだろう。円は高下を繰り返しながらも徐々に安くなっていくと見る。したがって僕の考えでは、円建ての金価格はこれから放物線状に高値を描く、と見る(話半分に聞いてくれよ)。



「実務屋N」さん、合格おめでとうございます!! 大臣名の合格証は届きましたか。書き込んでいただいたコメントの内容を読ませていただき、感動しております。学校のほうで合格者の確認作業をしていると思いますが、僕が直接合格のご報告を受けたのは「実務屋N」さんで7人目です。顔と名前が一致せず、申し訳ありません。遠からず合格者(そうでない人も)の集まりがあると思いますので、そのときはブログにてお知らせします。お時間があればぜひご参加ください。