フランスでは、公的年金の支給開始年齢の引上げ反対のデモに学生(結構な数の高校生)が参加し、インタビューを受けていた。「僕らだって60歳で働くのをやめて年金生活に入りたい」という内容だった。非常に共感を覚えるのはなぜだろう。フランス国鉄もストライキに入っているが、高速列車の運行状況のニュースで、国内線と国際線に分けて運行停止状況が紹介されていたので、にわかには理解できなかった。そういえばあちらは陸続きなので、鉄道に国際線があったんだっけ。
それにしても、こういうニュースを見て、フランス社会のダイナミックな活力を感じるのは、僕だけではあるまい。羨ましい、という感覚とはちょっと違うな。何かときめくものがある。
BSハイビジョンで、昨日は「2001年宇宙の旅」、今日は「アンドロメダ...」を放映していた。いずれも僕の大好きな映画。「アンドロメダ...」は、確かトニースコット監督によってリメイクされている。僕も見たが、病原体を北朝鮮の仕業と思うシーンが出てくるところは苦笑してしまった。現在の政治・社会状況を安易に作品に持ち込むと、すぐに陳腐化してしまう。ところで次回はジョディの「コンタクト」。これも傑作。今日挙げた3作はすべてDVDを持っているが、テレビ放映されるとどうしても観たくなるな。