穀物のザラバ取引が始まって2週間が経過した。コーンや大豆と言った主要銘柄の出来高は12月に比べれば増加しているが、劇的にと言うほどではない。当方としては出来高が増えてこないとなかなか手が出せない。まぁ、主戦場である貴金属市場で手一杯、と言う状況ではあるが。
証拠金制度の改正のほうは、僕の取引スタイルに変化を生じさせている。今回の改正によって、値洗いのマイナスが預け入れている現金以上になったときは追加で現金を入金する必要が出てきた。従来は現金以外に有価証券を預け入れていればそれで補填できたのが、これから不可能になるわけだ。したがって追加の現金預託をしたくなければ、枚数を調整するか、取引時間帯の管理を徹底し自分の管理できない時間枠に玉を放置するのを避けるしかない。枚数は預託額との関係でほぼ一定なので、あとは建て玉管理で損失をコントロールすることになる。いきおいデイトレード(DT)が多くなると考えていたが、果たしてその通りになってきた。11日以降はすべてDT。その日の時間枠で決済している。多くを狙わなければこれで十分である。
ちなみに現在の東京金のレバレッジは約47倍。FXの50倍とほぼ同様になってきた。