Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

社一の選択式について、

法令以外の出題についての記載がテキストにあります(「目次」の最終ページ)。これをもう少し詳しく見てみましょう。
H15 生活保護社会保険の発展
H16 生活保護
H17 国民(老人)医療費
H18 医療、日雇い、業務災害
H19 医療(給付割合、高額療養費)
H25 介護保険財政、年金(社会保障協定、第三者委員会)
ほかの年は法令からの出題です。白書絡みの出題は、昨年、久しぶりのことでしたが、こうやってみていくと、以前はよく出ていたことが分かります。これから始まる「労働経済・白書まとめ」の第三部はこの部分をカバーするものです。ただ、残念ながら講義では時間があまり取れません(例年、第二部で2時間くらいはかかります)。僕の講義では、第三部も一通り全部話しますが、詳細に説明する余裕はありません。そこで、もし復習の時に疑問が生じた場合、講師に質問する方法以外に、厚生労働省の白書担当部所に電話で確認する方法があります。厚生労働省のHPでは問い合わせの内線番号が明記されています。白書というのは、厚生労働行政の年次報告書です。国民は白書の内容をきちんと確認する権利があります。僕も何度かこの窓口に電話で確認したことがありますが、とても丁寧に説明してくれました。もっとも、一般の受験生がここまでやる必要があるか否かは、意見が分かれる所でしょうが。


次に、労一の選択式について。
H25 障害者雇用(法令、労働経済統計)
H24 最低賃金
H23 労務管理(賃金制度の変遷)
H22 男女雇用機会均等対策基本方針
H21 憲法28条、労組法1条、労調法7条 
H20 賃上げ実態調査等、最低賃金
こう見てくると、労一は、択一同様、選択式についても法令についての知識が基礎になることが分かります。その上で、法令と関連する労働経済統計などを中心に、基本となる数字の流れ(数字そのものではない)をおさえる、という感じです。ただ、統計といっても広範囲に及ぶので、白書まとめのテキスト第一部最低限学習が必要でしょう。講義では僕の個人的判断で、若干周辺的なこともお話します。